薬屋のひとりごと
第35話 狩り
3月21日(金)放送分
池波正太郎の人気小説シリーズ「鬼平犯科帳」が、2017年にテレビアニメ化されることが31日、明らかになった。同シリーズが17年に誕生50周年を迎えることを記念した企画で、テレビドラマ、映画、舞台、マンガ化されてきた人気作だが、アニメ化されるのは初めて。同作を含めた池波作品がアニメ化されるのも初めてとなる。「BUZZER BEATER」「ルパン三世 GREEN vs RED」などの宮繁之さんが監督、キャラクターデザインを手がける。長身でスタイリッシュになった現代風の“鬼平”のビジュアルも公開された。
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「鬼平犯科帳」は、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)という罪人を取り締まる役職についた“鬼の平蔵・鬼平”こと長谷川平蔵が悪党たちを裁いていく姿を描いた時代小説。1967年に「オール讀物」(文藝春秋)に第1作が発表されて以来、89年まで全135作と番外編1作が発表され、累計発行部数は約2700万部を誇る。
同作を手がけるアニメ制作会社「スタジオM2」「MAPPA」の丸山正雄プロデューサーは「原作を損なうことなく、ただ原作をなぞるだけではない、アニメとしての魅力をどこまで出せるか! 勝負です。格調高いオーソドックスな時代劇、かつ時代劇だからできるケレン味。しっかりした時代考証を押さえつつも、モダンでオシャレなセンス。むろんダイナミックな動き! そして破天荒な見せ場も。相反するものを止揚(しよう)して、美しい、どこにもない世界を目指します」と話している。
また、オフィス池波は「連載開始から約50年、いまなお読み継がれている『鬼平犯科帳』がこの節目に初アニメ化ということで、驚きとともに大変期待しております。アニメにしかできない新しい鬼平の世界を表現していただきたいと思っております」とコメントを寄せている。
制作:トムス・エンタテインメント▽アニメーション制作:スタジオM2▽プロデューサー:丸山正雄▽監督・キャラクターデザイン:宮繁之
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