錦織圭選手:銅メダルの自信をもって“今年の目標”の全米へ

全米オープンテニスに挑む錦織圭選手(C)Getty Images


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全米オープンテニスに挑む錦織圭選手(C)Getty Images



 テニスの4大大会(グランドスラム)の最終戦、全米オープンテニスがニューヨークで開幕した。錦織圭選手は、14年の同大会で準優勝し、15年は1回戦敗退を喫した。今大会で錦織選手は男子シングルス1回戦でドイツのベンジャミン・ベッカー選手と対戦する。リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した経験を生かし、大会に挑む錦織選手に意気込みを聞いた。

ウナギノボリ

 --日本代表選手として戦った五輪を振り返って、いかがでしたか?

 すごく有意義な時間でした。オリンピックという大きな舞台でメダルも獲ることができましたし、同時にいいテニスもすることができて本当にいろいろなことを経験できたオリンピックでした。

 --プレッシャーはありましたか?

 プレッシャーはもちろんありましたが、いい意味で力にしてプレーすることができました。あの場にいられる幸せというとか、うれしさの方がより大きかったので、そこまでプレッシャーに押しつぶされるようなことはなかったです。

 --表彰台に上ったときはどんな思いがこみ上げてきましたか?

 うれしい気持ちもありましたし、隣にいる(アンディ・)マリーだったり(フアン・マルティン・)デル・ポトロだったりを見ていると悔しい気持ちが湧き上がってきましたし、いろいろな思いがめぐった表彰台でした。

 --銅メダルの重みはいかがでしたか?

 思っていたより重かったです。メダルをする機会があまりないのでいい経験でしたし、いろいろな思いが備わっているメダルだったのでとてもうれしかったですね。

 --現在のコンディションはいかがですか?

 問題ないです。体も回復してきましたし、シンシナティが終わってかなり疲れもあったのでしっかり休んでトレーニングも再開したのでしっかり準備はできていると思います。

 --全米オープンへの意気込みをお願いします。

 大事なこの全米オープンでいいテニスをして上までいきたいですし、この大きな舞台で活躍することが今年の目標でもあるので、なるべくいいところまで行きたいと思います。

 --オリンピックの経験をどう生かしたいですか?

 オリンピックではベスト4までいけてすごく自信もつきましたし、その自信をもって今週もしっかりプレーしたいです。

 *……WOWOWでは大会の模様を9月12日の最終日まで連日生中継する。30日深夜0時から、男子シングルス1回戦「錦織圭(日本)対ベンジャミン・ベッカー(ドイツ)」、「ルーカシュ・ロソル(チェコ)対アンディ・マレー(イギリス)」、女子シングルス1回戦「奈良くるみ(日本) 対 シュテファニー・フェーゲレ(スイス)」、「セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 対エカテリーナ・マカロワ(ロシア)」をWOWOWライブで放送する。

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