2026年1月18日にオーストラリアで開幕するテニスの全豪オープンを生中継するWOWOWが、同月12～15日に行われる予選の模様も連日中継することが分かった。WOWOWがグランドスラムの予選を中継するのは、2017年のウィンブルドン選手権以来、約8年半ぶりとなる。

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　全豪オープンの予選には、日本勢8人が本戦を目指し出場予定。男子は、けがと戦いながら新シーズンでの復活を目指す錦織圭選手、2023年の全豪ベスト16で世界ランキング110位の西岡良仁選手、全豪オープンジュニアでの優勝経験がある19歳の坂本怜選手のほか、島袋将選手、綿貫陽介選手が出場。女子は、坂詰姫野選手、日比野菜緒選手、柴原瑛菜選手が出場する。

　錦織選手は「（2010年の全米以来）グランドスラムの予選に出場することがなかったので、ちょっと不思議な感覚はあります。まずは試合数をこなしたいです。一つでも多くの試合に勝って自信をつけることが最重要です。久しぶりのグランドスラムではありますし、全豪という天気も良くて好きな場所なので良いプレーをしたいです。大舞台になると自分のスイッチが急に入る可能性もあるので、そういうのにも賭けてみたいです」とコメントを寄せた。

　WOWOWでは、日本人選手の出場試合を中心に届ける。また、現地スタジオから大会の見どころや最新情報などをWOWOW公式YouTubeチャンネルで配信。WOWOWテニスアンバサダーを務める伊達公子さんをはじめ、松岡修造さんと鈴木貴男さんが試合の見どころや、現地ならではの情報を発信する。