ドクターX:初のスピンオフドラマ決定 主演の勝村政信は驚き「マジかよ」

人気ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」シリーズ初となるスピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹」に出演する(左から)三浦貴大さん、勝村政信さん、宮脇咲良さん=テレビ朝日提供
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人気ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」シリーズ初となるスピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹」に出演する(左から)三浦貴大さん、勝村政信さん、宮脇咲良さん=テレビ朝日提供

 女優・米倉涼子さん主演の人気ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」のシリーズ初となるスピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹」がauの動画配信サービス「ビデオパス」などで配信されることが2日、明らかになった。主人公は勝村政信さん演じる外科医・加地秀樹で、舞台は茨城県大洗にある「帝都医科大学付属病院 大洗第8分院」。新人医師役で三浦貴大さん、患者役で「HKT48」の宮脇咲良さんが出演するほか、米倉さん、岸部一徳さん、鈴木浩介さんらのおなじみのメンバーも特別出演する。

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 このほど、東京都内で会見が行われ、勝村さん、三浦さん、宮脇さんが出席。主人公に抜てきされ、「マジかよ」と驚いたという勝村さんは、「この番組もスピンオフあるのかな」と共演者と話していたことがあったといい、「(ドクターXの)メンバーを見て、(鈴木)浩介と俺だと、(スピンオフは)無理かなって話をしていたんですけど、自分では買っていなかった宝くじが家で当たっていたみたいな感じ」と喜びを語った。

 一方で、“白羽の矢が立った”感想を聞かれると「この間、(立川)志の輔さんの落語を舞台でやらせてもらったときも白羽の矢という言葉が出てきたんですが、その言葉には二つ意味があるみたいで、(もう一つは)“いけにえ”っていう……。だから、僕の場合、白羽の矢というのは“いけにえ”という意味なんじゃないかな」と自虐的に語って笑わせていた。

 また、金に目がない加地に反発するゆとり世代の新米外科医・岬健太を演じる三浦さんは、「医師役はほぼ初めて。そういう面でも楽しみ。僕はよく、出ている作品で死ぬんです。どちらかというとオペされている側が多かったので、やっと人の命を救う立場に立てるんだなって感慨深い気持ちになった」と苦笑交じりに語った。

 音大でピアノを専攻する代議士の娘で、虫垂炎で入院してくるVIP患者・三船遥香を演じる宮脇さんは「私自身ドラマ出演の経験はあるけど、普段はAKBメンバーに囲まれていて、今回は1人でドラマに出させていただくので、すごく緊張していた。だけど、勝村さんが場を盛り上げてくださって、緊張がほぐれて楽しい撮影になっている」と明かし、「(ドクターXでは)加地先生のキャラクターが一番好き。加地先生主役のドラマに出演できて光栄」と話して、勝村さんを喜ばせていた。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマシリーズで、10月には連ドラ第4弾の放送が控えている。

 今回のスピンオフドラマは、「腹腔(ふくくう)鏡の魔術師」と崇あがめられるほど腕はいいが金には汚い加地(勝村さん)が帝都医科大学付属病院 大洗第8分院に転勤。東京から来たスーパードクターともてはやされていた。そんな折、代議士の娘が虫垂炎で入院する。時同じくして、加地が道で助けた貧乏な老人も入院し、重篤な難病であることが判明する。目の前に現れた“金持ちで簡単な手術の患者”と“貧乏で難しい手術の患者”。加地は代議士の娘の手術を優先しようとするが……というストーリー。全6話。29日から「ビデオパス」などで配信予定。

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