イモトアヤコ:女優業に開眼「芝居の仕事たくさんやりたい」 珍獣ハンターとの“共通点”も

イモトアヤコさん
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イモトアヤコさん

 タレントのイモトアヤコさん(30)が、北川景子さん主演の連続ドラマ「家売るオンナ」(日本テレビ系)の白洲美加役で存在感を放っている。17日に放送されるNHK-FMのラジオドラマ「FMシアター『ほかの誰でもないアヤコ』」での主演も決まり、「お芝居のお仕事がすごく好き。たくさんやりたい」と話すイモトさんに、女優業について話を聞いた。

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 イモトさんが女優デビューしたのは2010年に5夜連続で放送された特別ドラマ「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」(TBS系)。すでにバラエティー番組で見せる海外での体当たりロケに挑む姿で人気を集めていた頃だった。その後、単発のドラマに出演。主演もした。

 「珍獣ハンターを10年やってきてキャラクターが分かってきた。もちろん本当の自分でもあるけれど、イモトアヤコ自身だったら『できない』と思うようなことも『“珍獣ハンター・イモト”なら、やるだろう』と自分に言い聞かせてやれるし、何だってできるような気がする。お芝居も演じる人(役)のキャラクターがあって、きっとこの人(役)はこういう人で、こういうことを言うのかなとイメージして演じるのと近い感じがします」とイモトさんならではの女優業への感じ方を語る。

 今年、30歳を迎え、「ここからの10年ぐらいを考えている」というイモトさん。「かっこいい40代になりたいって思うんです。そのためにこの10年間、どうやって生きればいいんだろうと思っていて。目の前のことを、とにかく生きることしかない。それを繰り返すしかないと思うんですけど、悩みますよね」と揺れ動く心境を明かした。

 また自分の性格を「流されやすい」と分析しており、「20代は、年上の人とお仕事をすることが多くて、現場でも流されるままだったんですけど、30代になって、そのスタンスだけだとちょっとダメだなと思うときもあります」と顧みる。「これで30年やってきたので、直らないだろうという思いもありますが、ベースは、そういう(流されやすい)人なんですけど、ちょっとずつ変えていった方がいいのかな」と10年後の自分を見つめた。

 「お芝居のお仕事がすごく好き。たくさんやりたいです。舞台もやりたい」と意欲的だが、どんな役を演じてみたいかと聞くと「(徐々に)つながっていけばいいかな。人生が行き当たりばったりみたいなところがあるので、そこ(つながった先)でうまく行けば」と自然体。しかし「家売るオンナ」の出演時には「役柄同様に、現場でもしごかれ、鍛えられ、『女優 イモト』として、成長した3カ月後になっているといいなと思います」と並々ならぬ決意を語っていた。

 海外ロケで培ったガッツで突き進む女優・イモトアヤコの今後に注目だ。

 <プロフィール>

 いもと・あやこ。1986年1月12日生まれ。鳥取県出身。バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系、毎週日曜午後7時58分)にレギュラー出演。放送中の連続ドラマ「家売るオンナ」(同局系、毎週水曜午後10時)に、北川さん演じる主人公のスーパー営業ウーマン三軒家万智(さんげんや・まち)からしごかれる白洲美加役で出演している。またラジオドラマ初出演で初主演となる「FMシアター『ほかの誰でもないアヤコ』」(NHK-FM、9月17日午後10時)では、死にかけてしまった、負け組で人に都合よく使われる30歳の花島アヤコを演じる。

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