真田丸:16歳の浦上晟周 大河初出演で真田大助役に抜てき

「真田丸」で真田大助を演じる浦上晟周さん
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「真田丸」で真田大助を演じる浦上晟周さん

 俳優の堺雅人さんが主演のNHK大河ドラマ「真田丸」で、浦上晟周(うらがみ・せいしゅう)さんが主人公・真田信繁(堺さん)の嫡男・大助を演じることが17日、分かった。浦上さんは「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(テレビ朝日系)や「家族ゲーム」(フジテレビ系)などに出演経験がある16歳の若手俳優で、大河ドラマに出演するのは初めて。

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 真田大助は、九度山で生まれた信繁の嫡男で、母は春(松岡茉優さん)。父に従って大坂に入城し、幼いながら冬の陣と夏の陣の二度にわたって徳川と戦い活躍する。

 ドラマを手がける家冨未央プロデューサーは、浦上さんの起用理由を「大助を決めるオーディション会場に現れた浦上さんは、どこか引っ込み思案で、異質な空気感を放っていました。しかし、お芝居が始まると、監督も私もその演技に目がくぎ付けに。口数は少ないけれど“信繁DNA”を秘めた感性豊かな真田大助が、彼に重なりました。堺さんと浦上さんが演じる父子の姿は、真田丸のレジェンドになるはずです!」と話している。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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