武井壮:“世紀の誤審”のリベンジ提案も篠原は… 「戦え!スポーツ内閣」スタート

「戦え!スポーツ内閣」に出演する篠原信一さん、小杉竜一さん、武井壮さん、青木愛さん(左から)=MBS提供
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「戦え!スポーツ内閣」に出演する篠原信一さん、小杉竜一さん、武井壮さん、青木愛さん(左から)=MBS提供

 タレントの武井壮さんが初のスポーツ番組MCを務め、2020年の東京五輪に向けてスポーツの地位向上と未来を考える「戦え!スポーツ内閣」(MBS、関西ローカル)が5日午後11時58分から放送される。“議長”を務める武井さんが「海外からスポーツ大臣を呼びたい」と野心を燃やすと、“柔道大臣”として出演する柔道家の篠原信一さんはシドニー五輪の決勝で、“世紀の誤審”で敗れたダビド・ドゥイエさんがフランスでスポーツ相を務めたことを挙げ、「ドゥイエを呼ぼう」と提案。武井さんは「リベンジマッチをやりますか」と逆提案する一幕もあった。

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 番組は、武井さんを“議長”、お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さんを“長官”に、篠原さんのほか、元サッカー日本代表の前園真聖さんが“サッカー大臣”、元シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛さんが“シンクロ大臣”として、スポーツに関する提言を行う。初回には、リオ五輪柔道の金メダリストの大野将平選手と、カヌーで日本人初の銅メダリストとなった羽根田卓也選手がゲスト出演。大野選手は「勝つことがすべてなのか?」をテーマに武井さんらと激論を交わし、羽根田選手は、カヌー競技の映像を見ながらルールや魅力を解説した。「美しすぎるアスリート」として話題になった青木さんは「マスコミって、見た目だけ」と過去の嫌な思い出を振り返った。

 収録後の会見で武井さんは、「緊張で重々しくスタートしてしまった。今後、より深いところまでスポーツの問題点を掘り込んでいけたらうれしい。そして、番組からリアルに“大臣”が生まれないかな」と野心を明かした。篠原さんは「マイナーなスポーツもぜひ取り上げてもらいたい。パラリンピックも番組で取り上げて、大阪から世界にスポーツを発信したい」と意気込んだ。武井さんの“リベンジのすすめ”には、「この前フランスでドゥイエと会ったけど、デカかったもんね。やられるね。勝負してホンマに負けたら『やっぱり篠原負けてるやん』って言われるやから、やめといた方がいい」と逃げ腰で、小杉さんに「次やったら絶対負けませんくらい言ってくださいよ」と突っ込まれていた。

 放送は5日から毎週水曜午後11時58分~深夜0時53分。

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