織田裕二:IQ246の“超天才”役づくりに「胃が痛くなった」

「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)の特別披露試写会に出席した織田裕二さん
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「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)の特別披露試写会に出席した織田裕二さん

 俳優の織田裕二さんが14日、東京都内で行われた主演ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)の特別披露試写会に出席。IQ246の貴族・法門寺沙羅駆を演じる織田さんはオファーを受けた際、「IQがとんでもなく高いということで、最初はまじめに考えたんですが、まじめに考えれば考えるほど胃が痛くなって。いろいろ調べるとそんな人はいないんですよね。こりゃまいったなって。しかも貴族って。なかなかお目にかかれないことばかりで、どんな役作りをしようかと悩んだ」と振り返った。

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 そんな際、織田さんは、「すごく優秀な子だけを集めた特殊な学校に行った」といい、「その子供たちと話したり知恵比べとかをするうちに、ああ何か見えた気がした」と回顧。「よくよく考えていると、IQが高いというのはコンピューターでいうとハイスペックなだけ。そこにどんなデータを入れるか、どんな人生経験をしているのか。結局早く回転がいいというだけでは、何の役にも立たないと。『ああ、そういうことか』と。そんなこんなで苦労して、今ようやく第3話を撮影しているけど、『見えた』というのが出てきたので、これから回を重ねるにしたがって面白くなっていくと思う」と自信を見せた。

 ドラマは、やんごとなき貴族の流れをくみながら、時の権力とは無関係に、あらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の89代目当主・法門寺沙羅駆がIQ246という異能を武器に難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。沙羅駆を織田さん、法門寺家当主を護衛する刑事役で土屋太鳳さん、沙羅駆の執事役でディーン・フジオカさん、変わり者の法医学専門医・監察医役で中谷美紀さんも出演する。

 この日の試写会には土屋さん、フジオカさんも登場。第2話のメインゲストとして佐藤隆太さん、第3話のメインゲストとして観月ありささん、第4話のメインゲストとして国仲涼子さんが出演することも発表された。ドラマは「日曜劇場」枠で16日から毎週午後9時に放送。初回は20分拡大。

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