君の名は。:スペイン・シッチェス映画祭で“最優秀長編アニメ”に

「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会
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「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会

 大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が、第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭で、アニメーション作品部門で「Award for Best Feature Length Film」(最優秀長編作品賞)を受賞したことが16日、明らかになった。

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 新海監督は「シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞の受賞、本当に光栄に思います。『君の名は。』は入れ替わりや彗星(すいせい)来訪、東京と地方、土着の伝統や神道などさまざまな要素からなる物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけたことに、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました」と喜びを語っている。

 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公の瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉を女優の上白石萌音さんが演じており、長澤まさみさん、市原悦子さんらも声優として出演している。8月26日に公開され、10月14日までの50日間で、観客動員数が約1149万人、興行収入が約149億円を記録するなど大ヒットしている。

 「Award for Best Feature Length Film」は、細田守監督の「時をかける少女」(2006年)と「サマーウォーズ」(09年)、「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、原恵一監督の「百日紅~Miss HOKUSAI~」(15年)が受賞している。

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