タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」シリーズのリカちゃんの6代目ボーイフレンのはるとくんこと桜井遥斗（さくらいはると）が登場することが20日、分かった。リカちゃんの新たなボーイフレンドが登場するのは約8年ぶり。2008年発売の5代目ボーイフレンド・レンくんがヘアスタイリストを目指し、イヤリングをするなどおしゃれな男の子だったのに対し、はるとくんは、スポーツが得意な爽やかな男の子をイメージしている。

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　「LD－18 ボーイフレンド はるとくん」（3200円、税抜き・以下同）が22日、リカちゃんとタキシード姿のはるとくんがセットになった「リカちゃん プレミアムウェディングセット」（9260円）が2017年4月1日に発売される。はるとくんは歴代のボーイフレンドのなかで最も身長が高い164センチという設定で、人形は約26センチ。腕の可動域が広がったことで、リカちゃんの肩に手を回すこともできるようになった。00年発売のかけるくんやレンくんに付属していたイヤリングは付いていない。

　タカラトミーは、はるとくんの設定について「ラグビーやサッカー、フィギュアスケートなど、世界で活躍する日本の選手が話題となり子どもたちの憧れとなっている」「子どもたちが将来就きたい職業の1位は16年の調査でも男の子はスポーツ選手」「50周年を来年に控え、リカちゃんに大人のファンも増える中、ウェディングのテーマや、これまでの可愛らしい男の子から、より大人っぽい男の子像への要望を多数いただいたこと」などと説明している。

　リカちゃんのボーイフレンドは初代・わたるくんが1968年に登場。小学6年生でスポーツも勉強も得意で将来の夢は探検家だった。将来の夢はスポーツ選手の2代目ボーイフレンド・マサトくん（藤原まさと、76年）、趣味はサッカーと読書の3代目・イサムくん（佐藤イサム、81年）、将来の夢はプロサッカー選手の4代目・かけるくん（駆、00年）、5代目・レンくん（レン、08年）といったボーイフレンドが登場してきた。