べっぴんさん:第3週視聴率20.3%で大台回復

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん
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NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん

 女優の芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」の第3週「とにかく前に」(17~22日)の週間平均視聴率が20.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)を記録したことが24日、明らかになった。第2週19.8%からアップし、2週間ぶりに20%の大台を回復した。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。週間平均視聴率は、初週が20.0%、第2週が19.8%だった。

 第3週「とにかく前に」では、義兄の潔(高良健吾さん)が戦地から復員。空襲で神戸の家を失い、疎開先の近江で姉のゆり(蓮佛美沙子さん)とつらい生活を送っていたすみれ(芳根さん)は、神戸に戻って夫の紀夫(永山絢斗さん)を待つことにするが、生活は困窮。持っている物を売ってしのごうとするも、潔に「これからは自分で仕事をして自分の力で生き抜かねばならない」と諭され、幼い頃からなじみの靴屋・麻田(市村正親さん)の店の一角で、手作りの手芸品の販売を開始する。しかし、商品はまったく売れず、あきらめそうになるすみれだったが、ある日、外国人通訳のジョン(ドン・ジョンソンさん)の妊娠中の妻・エイミーに出会い、外国式のおしめの存在を聞く……という展開だった。

 NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

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