ジャンプ:「こち亀」最終話掲載号が初の重版 「こち亀ジャンプ」とセットに

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終話が掲載された「週刊少年ジャンプ」(集英社)42号の表紙(C)週刊少年ジャンプ/集英社
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終話が掲載された「週刊少年ジャンプ」(集英社)42号の表紙(C)週刊少年ジャンプ/集英社

 人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の最終話が掲載されたマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)42号(9月17日発売)が重版されることが7日、分かった。同誌が重版されるのは初めて。8月に発売された「こち亀ジャンプ」とセットで「こち亀 爆売れ御礼!!両さん特別アニバーサリーパック」として12月31日に発売される。価格は780円。

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 セットに含まれる42号は、「こち亀」の最終話や第1話が掲載されたほか、「ONE PIECE」の尾田栄一郎さんら連載陣が「こち亀」とコラボ。表紙には、尾田さんや「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平さん、「ハイキュー!!」の古舘春一さんが描いた「こち亀」の主人公・両津勘吉が登場。全連載陣が両さんを描いたイラストも掲載されるなど「こち亀」づくしの一冊で、完売状態となった。

 「こち亀ジャンプ」は、同作の連載40周年を記念した企画で、作者の秋本治さんが描き下ろした巻頭カラー、新作ストーリーのほか、「NARUTO-ナルト-」の岸本斉史さんや「TO LOVEる -とらぶる- ダークネス」の矢吹健太朗さんが「こち亀」をテーマに描き下ろしたマンガも掲載。荒木飛呂彦さんや森田まさのりさん、尾田さんらが「こち亀」のキャラクターを描いたポスターが付属したことも話題になった。

 「こち亀」は、東京の下町を舞台に、並外れた体力を持ち、人情味あふれる警察官・両津勘吉が巻き起こす騒動を描いたギャグマンガ。1976年から「週刊少年ジャンプ」で40年にわたり連載され、コミックスは全200巻で、累計発行部数は約1億5000万部を誇る。

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