芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「べっぴんさん」は第6週「笑顔をもう一度」を放送。12日の第36回では、初開催したベビー相談室で、商品の良さは理解するが、金がなく買えない母親が多かったことに気づいたすみれ（芳根さん）は、安価な型紙や材料を売っていくことを提案する。そんなある日、行方知れずの夫・紀夫（永山絢斗さん）の両親が訪れ、すみれは2人からの思いもよらぬ言葉にショックを受ける……。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

　第5週「お父さまの背中」では、すみれたちが麻田（市村正親さん）の店の一角に子供服の店「ベビーショップあさや」を開店するも、良子（百田夏菜子さん）の夫・勝二（田中要次さん）と君枝（土村芳さん）の夫・昭一（平岡祐太さん）が復員し、2人は店を離れてしまう。一方、大阪・梅田の闇市で生活する姉のゆり（蓮佛美沙子さん）は、元締め・根本（団時朗さん）に意見するが、鼻であしらわれてしまう。それを見た五十八（生瀬勝久さん）は、娘のために立ち上がる……という展開だった。