蒼井優:“行方不明”の役は楽? 久々の主演映画ににっこり

「アズミ・ハルコは行方不明」プレミア試写会に登場した蒼井優さん
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「アズミ・ハルコは行方不明」プレミア試写会に登場した蒼井優さん

 女優の蒼井優さんが10日、東京都内で行われた主演映画「アズミ・ハルコは行方不明」(松居大悟監督)のプレミア試写会に登場。2008年の「百万円と苦虫女」以来の映画単独主演となる蒼井さんは、失踪する主人公の安曇春子役を引き受けたことについて、「行方不明で主演って、正直、すごく楽なんじゃないかと思った。よこしまな気持ちがありつつ(引き受けた)」とちゃめっけたっぷりに明かして、会場を盛り上げた。

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 「アズミ・ハルコは行方不明」は、2013年に発表された山内マリコさんの同名小説を映画化。蒼井さん演じる安曇春子の失踪を軸に、春子のグラフィティーアートを拡散する高畑充希さん演じる木南愛菜や、男だけを無差別に襲う女子高生ギャング団など個性的なキャラクターが登場する青春ストーリー。失踪前と失踪後の出来事を、時間軸を交錯させながら描いている。12月3日公開。

 イベントには、蒼井さんのほか、高畑さん、太賀さん、葉山奨之さん、加瀬亮さん、花影香音さん、石崎ひゅーいさん、松居監督が出席した。蒼井さんは、同作について「監督とプロデューサーと声をかけていただいた私が3人とも同じ年。期待値が上がってしまった」と、オファーを受けた理由を改めて説明。実際に台本を読んだ時は「訳が分からない。どういうふうに仕上がるのか想像ができなかったのが、逆に30(歳)の節目に、まだまだ守りに入る年齢じゃないと思った」と、作品に懸ける思いを語っていた。

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