真田丸:村上新悟が兼続のほほ笑みの裏側明かす 栗原英雄と地元・栃木で凱旋トークショー

トークショー「真田丸に乗った男たち いざ、郷里へ!」に登場した村上新悟さん(左)と栗原英雄さん=NHK提供
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トークショー「真田丸に乗った男たち いざ、郷里へ!」に登場した村上新悟さん(左)と栗原英雄さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で、主人公・真田幸村(堺雅人さん)の叔父・信尹を演じる栗原英雄さん、直江兼続役の村上新悟さんが23日に栃木市岩舟文化会館(栃木市)で、トークショー「真田丸に乗った男たち いざ、郷里へ!」を行った。二人は栃木県出身で、村上さんの出身地・同県小山市で生産されている結城紬(ゆうきつむぎ)の着物を着て登場。村上さんは、これまで笑わない印象の強かった兼続が13日放送の第45回「完封」で見せたほほ笑みについて「台本には書いていなかったが、信繁(幸村)が上杉で学んだ義の精神を貫いて戦っているのを見て、ジーンときた」と明かした。

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 また、栗原さんは、20日放送の第46回「砲弾」で信尹が再登場したことについて「20年という年月が流れ、年をとった姿での登場となったが、外見ではなく、真田家を思い、そして信繁を愛している、しかし調略をせねばならぬという心からの気持ちを表現したかった」と語った。

 栗原さんは「18歳で東京に出て、役者を続けて来たが、三谷(幸喜)さんとの出会いで『真田丸』に出るチャンスをいただいた。ここがスタートだと思っている」とコメント。村上さんは「21歳に役者を目指し、東京に出たが、20年たってこうして地元に帰って皆さんと会えるようになった。本当の意味での役者での第一歩を踏み出せたと思っているので、これからみなさんに恩返しできるよう、栃木県を盛り上げていけるよう頑張りたい」と話した。

 トークショーには、サプライズゲストとして小山田茂誠役の高木渉さん、矢沢三十郎頼幸役の迫田孝也さんも登場した。イベントの模様は、栃木県内向けにNHK-FMで12月2日午後6時から放送される。

 「真田丸」は、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた真田幸村が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さんらが出演している。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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