人気子役の鈴木福さんが「万年筆が最も似合う著名人」を選出する「万年筆ベストコーディネイト賞2016」の「一般選出 次世代部門」で選ばれ29日、東京都内で行われた表彰式に出席した。蝶(ちょう)ネクタイにスーツという正装した鈴木さんは、副賞の万年筆を受け取った感想を聞かれると「いやあ、ちょっと、やばかった。すごく大切にしなきゃって感じですね」と興奮気味に万年筆を見つめ、「万年筆が似合う大人になれるように頑張ります」と笑顔で喜びを語った。
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「万年筆コーディネイト賞」は、日本輸入筆記具協会などの主催で今年で13回目。一般投票によって選出された「一般選出部門」では、お笑いタレントの片岡鶴太郎さん、書家の紫舟さんが受賞。前年度受賞者が今年度の受賞者を選出する「前年度受賞者選出部門」で、女優の名取裕子さん、元宝塚の花總(はなふさ)まりさん、ロンドン五輪卓球競技・女子団体銀メダリストの平野早矢香さんが受賞した。次世代部門は昨年度から新設され、昨年度は子役でフィギュアスケーターの本田紗来ちゃんが受賞していた。
表彰式では、受賞者に賞状と副賞の万年筆が贈呈され、それぞれが万年筆で表現した「大切な人へ贈る『ありがとう』のメッセージ」を朗読した。「楽しかった小学校生活」に対してメッセージを送った鈴木さんは「もう、今年(度)で(小学校を)卒業っていうので、考えただけで涙が出てきそうです。悲しいんですけれど、感謝して、中学校に行っても頑張りたい」とコメント。さらに「僕はブログで毎月29日を『福の日』って言っているんです。11月29日、いい福の日に、こんなすばらしい賞をいただけてうれしいです」と完璧なスピーチをして、関係者を驚かせた。
表彰式には、スケジュールの都合で欠席した片岡さんを除く受賞者が出席。昨年度受賞者で女優の松坂慶子さん、バレリーナの吉田都さん、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんもプレゼンターとして登場した。
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