オーエン・マッケン:掟破りの処置で患者を救う元軍医役が語る「ナイトシフト」の魅力

4日からスタートする海外ドラマ「ナイトシフト3 真夜中の救命医」で主演を務めているオーエン・マッケンさん
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4日からスタートする海外ドラマ「ナイトシフト3 真夜中の救命医」で主演を務めているオーエン・マッケンさん

 俳優のオーエン・マッケンさんが主演している海外ドラマ「ナイトシフト3 真夜中の救命医」がWOWOWで4日にスタートする。同ドラマは、救命救急(ER)で活躍する元軍医の姿を描き、「掟(おきて)破りの方法で処置し患者の命を救うのが人気の秘訣(ひけつ)」と語るマッケンさんに、ドラマの見どころやプライベートなどについて聞いた。

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 「ナイトシフト」は、米テキサス州の病院を舞台に、夜間シフトで勤務する元軍医や救命救急医たちの奮闘を描く医療群像ドラマだ。オーエンさんはドラマについて「元軍医がERにいて、切羽詰まった状況で、普通のドクターたちがやらないような処置をするところが面白いところだし、ほかの医療ドラマと差別化できていて、視聴者に楽しんでもらえているんだと思う」と人気の秘密を分析する。

 オーエンさんは、中東で軍医をしていた経験を生かし、患者を救うためなら手段を選ばないという主人公のTC・キャラハンを演じ「TCというキャラクターは素晴らしくて、大好き。自分と似ているところがあればいいんだけど(笑い)」と苦笑する。TCは、兄を戦地で亡くしたという設定もあり、「TCは患者を救うために一生懸命なんだけど、彼は“心の奥底”を隠すために、患者を救うことに集中しているんだと思う。彼の表面的な部分と、心の中で苦しむ彼の内面的な部分は、演じている上で気をつけているんだ」と真剣な表情で語る。

 撮影では、オーエンさんが知り合いのマジシャンを現場に招き、マジックで盛り上げってもらったというエピソードを明かしながら、「(共演者と)談笑することが多い。ちょっとしたことではあると思うけれど、プライベートでの仲のよさが画面に伝わっている部分もあると思う。シリアスな物語の中で、コメディーの要素が入っている部分も楽しんでもらえているポイントだ」と笑顔を見せた。

 プライベートでは「ロングボードなどのサーフィンやセーリングをしたり、スポーツをします。けれど、スポーツをしようと周りを誘っても『二日酔いなんだ』って断られることが多いんだけど……」と冗談まじりに明かす。

 日本のファンへは「アイ・ラブ・ジャパン」と言いながら、「ツイッターやSNSでいつもサポートしてくれてありがとう」と、メッセージを送る。シーズン3からはERに新たな研修医としてシャノン(タナヤ・ビーティさん)が加わり、ERにいたポール(ロバート・ベイリー・ジュニアさん)との対立が描かれるほか、新しいキャラクターたちも登場する。「ポールとシャノンの関係性が面白いと思います。それに、セカンドシーズンでは中東へ向かう展開もありましたが、今シーズンではもっとスケールが大きいストーリーが登場します!」と見どころをアピールした。

 「ナイトシフト3 真夜中の救命医」はWOWOWプライムで4日から毎週水曜午後11時に放送。全13回で、初回は無料放送。

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