織田信成:教えるときは「意外とスパルタ」 指導者へ意欲も息子たちのあこがれは「羽生君」

「三井不動産アイスリンク for TOKYO 2020」オープニングイベントに登場した織田信成さん
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「三井不動産アイスリンク for TOKYO 2020」オープニングイベントに登場した織田信成さん

 プロフィギュアスケーターの織田信成さんが5日、東京・東京ミッドタウンの芝生広場に特設された屋外アイススケートリンク「三井不動産アイスリンク for TOKYO 2020」のオープニングイベントに登場。パフォーマンスを披露したほか、子どもたちを相手にスケート教室を行った。コーチのアシスタントとして小さい子どもに教える機会も多いという織田さんは「一生懸命話を聞いてくれますし、吸収力がものすごいので、教えてて楽しい。どんどんうまくなっていく」と手応えを語り、「教えた子たちがどんどん巣立って、僕なんかをはるかに超えて、世界に飛び立っていくのを見守るのが夢」と、指導者の顔を見せた。

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 スケートの指導について、織田さんは「やっぱり難しいですね。自分も感覚でやってきた部分が多い」といい、自身は「意外とスパルタというか、厳しい方なので、結構『ワーッ』て言うときがあります。みんな本気でうまくなりたいと思っているし、僕も、本気でうまくなってほしいと思うので、結構バチバチしてたりします」と、意外な面を明かした。「将来は全日本の総監督?」と報道陣に聞かれると「どんどんメジャーなスポーツになってほしいと思うので、力を注いでいきたい」と遠慮しつつ、「オファーが来たら、そりゃあ断らないですよね。そりゃあもうよろこんで受けさせていただく」と笑顔で語った。

 一方で、自身の6歳と4歳の息子たちへのスケート指導については「かなり力を入れて教えてて、昨日も(子どもが)うまくできなくて、子どもが泣くくらい怒ってしまった。力が入り過ぎちゃった」と反省し、「子どもたちも、僕じゃなくて、羽生(結弦)君にあこがれている。『羽生君のようになりたい』と言っているので」と苦笑い。昨年11月に誕生したばかりの三男については「生まれたての赤ちゃんの可愛さを感じています。まだスケート靴は履かせていないですけれど、羽生君のスケートは見せてます」と“英才教育”を語っていた。

 東京ミッドタウンの屋外アイススケートリンクは最大200人を収容する都内最大級の大きさで、今回が8回目。午後5時から10時まではイルミネーションの中で楽しめるナイトスケートや、アイスリンクを活用したスケート教室なども実施される。3月5日までの午前11時~午後10時営業。

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