関西テレビ:新人女性アナがフィギュアスケートに挑戦 織田信成の指導に涙

関西テレビの谷元星奈アナウンサー(左)とプロフィギュアスケーターの織田信成さん=関西テレビ提供
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関西テレビの谷元星奈アナウンサー(左)とプロフィギュアスケーターの織田信成さん=関西テレビ提供

 関西テレビに今年入社した谷元星奈アナウンサーが、8月4日放送の同局の「カンテレ開局60周年特別番組 関西フィギュアオールスター夏祭り」で、フィギュアスケートに挑戦していることが18日、明らかになった。歩いているだけで転ぶことがあるという運動音痴の谷元アナは、プロフィギュアスケーターの織田信成さんの指導と振り付けで、現在2カ月の特訓をしている最中。28日に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で行われるアイスショー「THE ICE」が終了した後に、同会場で1分間のプログラムを披露。この模様が同番組で紹介される。

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 居川大輔プロデューサーは「周年の特別番組はこれまでの過去や歴史を振り返ることが多いが、それだけでなく、未来を見据えたVTRを作りたかった。開局60周年を迎え、これからのカンテレ(関西テレビ)を背負って立つであろう入社1年目の谷元アナに、カンテレ人生のスタートとなるこのタイミングで大きなチャレンジをしてもらいたい」という思いで企画したと説明する。

 企画は今年5月にスタートし、谷元アナが本格的に練習を開始したのは6月に入ってから。現在は、平日に毎日2時間ほど練習に取り組んでいるという。織田さんの指導について、谷元アナは「スケート場でお会いすると、いつもと違って厳しいですね。声もいつもと違いますし、“勝負師”という感じ」と語る。練習中に、織田さんから「頑張っていると思うけど、足りない」と指摘された谷元アナが涙する場面もあったといい、「自分でも感じていた部分だったので、図星だなと。『私のことをこんなに思ってくれているんだ』と感じて、ウルッときてしまいました。うまくなっている実感がなくて、夢に出てくるくらい不安で、ずっと悩んでいたんです。これまでの不安、焦りが一気に爆発した感覚でした」と振り返っている。

 谷元アナは「本番は自分でもどうなるか分かりません。それでも、本番に向けて日々の練習を全力でやることはお約束します! ぜひ、その成果を見ていただきたいです。お手柔らかにお願いします(笑い)」と意気込んでいる。

 また、織田さんは、谷元アナのスケートを初めて見たときは「『ヤバイな』と思いました(笑い)。でも、『やったぞ! これが谷元星奈やぞ!』というところまでもっていってあげたい」と話す。谷元アナに指導しながら、自身もつい涙を流してしまったという織田さんは「不安の涙です(笑い)。本人が思っている以上に僕も不安なんですよ。でも、谷元さんが不安な気持ちも分かるんですよ。僕たちも、どれだけ練習しても、『うまくなってるのかな?』って感じることはある」と語る。「谷元アナが本番で完璧なスケートができたら?」と聞かれると「本当に号泣しちゃうと思います」と話している。

 番組では、フィギュアスケートの高橋大輔選手、宮原知子選手ら関西のスケーターらが出演。ロシアのザギトワ選手や宇野昌磨選手らが出演する「THE ICE」の演技を紹介するほか、今年から米国に本拠地を移した本田真凜選手の生活に密着する。8月4日午後3時から放送。

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