プロバスケ細谷将司選手:所属する「横浜ビー・コルセアーズ」は「おじさんチーム」? 山田謙治選手とNBA解説

WOWOWのNBA中継にゲスト解説者として出演した「横浜ビー・コルセアーズ」の細谷将司選手(左)と山田謙治選手
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WOWOWのNBA中継にゲスト解説者として出演した「横浜ビー・コルセアーズ」の細谷将司選手(左)と山田謙治選手

 日本プロバスケットボール「Bリーグ」の「横浜ビー・コルセアーズ」に所属する細谷将司選手と山田謙治選手が5日、WOWOWで生中継された北米プロバスケットボール「NBA」の「シカゴ・ブルズ対クリーブランド・キャバリアーズ」にゲスト解説者として出演。出演後、2人は取材に応じ、細谷選手は所属チームについて「(選手の)年齢が高く、“おじさん”チームですね」とジョークを飛ばし、「大人の魅力があり、個性がはっきりしているので、見に来てくれるファンに楽しんでもらえると思います」と魅力を語った。

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 細谷選手は、小学校6年生までサッカーをしており、中学校にサッカー部がなかったことでバスケットボールを始めたという。当時、現「リンク栃木ブレックス」に所属する田臥勇太選手がNBAに挑戦する時期だったといい「(身長が)173センチの田臥選手が、めちゃくちゃ背が高い外国人選手に挑む姿にあこがれていました。かっこよかったです」と振り返った。

 一方、山田選手は、家族の影響でバスケットボールを始め、「ポイントガードとしてゲームをコントロールするので、コントロールしながら点を取りに行くことを狙っていますが、チームが勝てるように考えているところが僕のプレースタイル」と語る。また所属する「横浜ビー・コルセアーズ」について「チームの一体感がよくしっかりしている。やるときはやる、やらないときはやらないというメリハリが付いたチームです」といい、「もっと勝っていけるようにチーム力を高めて、白星を積み重ねたい」と意気込んだ。

 NBAの魅力について聞くと、細谷選手は「高い技術力と迫力」といい、山田選手は「ファンが多く、大きいアリーナもあり、バスケのスピーディーな展開。アグレッシブさやすごいプレーが見られる」とコメント。「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」を応援しているという細谷選手は「(ウォリアーズの)ステフィン・カリー選手や、僕と同じ身長のボストン・セルティックスのアイザイア・トーマス選手に注目しています」と語る。山田選手は「サンアントニオ・スパーズが好きで、僕と同じポイントガードの選手はみんな見ているのですが、(注目選手を)一人を挙げるとしたら、LA・クリッパーズのクリス・ポール選手です」と話した。

 細谷選手は、プライベートで「最近は、海外ドラマの『プリズン・ブレイク』にはまりました」と笑顔。また、バスケットボールを題材にしたマンガ「あひるの空」をよく読んだといい、「(主人公の)車谷空が好きでした。(彼の)まねをしてスリーポイントシュートを練習しましたが、マンガのようにはいきませんでしたね」と思い出を語った。山田さんは、水木しげるさんのマンガ「悪魔くん」にはまったと明かし「いろいろなキャラクターが出てきて大好きでした。お気に入りは百目(ひゃくめ)でした」と満面の笑みを見せていた。


 *……WOWOWでは、NBAファイナル全試合を生中継。WOWOWライブでは、6日午前10時から「オクラホマシティ・サンダー対ヒューストン・ロケッツ」、10日午前10時から「オクラホマシティ・サンダー対シカゴ・ブルズ」、11日午後12時半から「マイアミ・ヒート対ゴールデンステート・ウォリアーズ」を放送する。

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