有頂天家族:テレビアニメが「京都特別親善大使」に 「叡山電車」とコラボも

「京都特別親善大使」になったアニメ「有頂天家族」のポスター
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「京都特別親善大使」になったアニメ「有頂天家族」のポスター

 森見登美彦さんの小説を原作にしたテレビアニメ「有頂天家族」が、「京都特別親善大使」に選ばれたことことが12日、明らかになった。京都特別親善大使は、京都市が同市のブランド向上と観光振興を目的に新設したもので、アニメを通じて京都の魅力を世界に発信するのが狙い。親善大使のポスターには、アニメのキャッチフレーズをアレンジして、「おもしろき古都(こと)は、良きことなり」と書かれている。

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 「有頂天家族」は、京都を舞台に、人間に化けるタヌキの名門「下鴨家」の三男・矢三郎を中心に、一家に起きるトラブルと家族愛あふれる絆を描いたコメディー。4月9日から順次放送される新アニメ「有頂天家族2」は、森見登美彦さんの小説「有頂天家族 二代目の帰朝」(幻冬舎)が原作。まあまあ愉快に暮らしていた矢三郎の元に、老いぼれ天狗・赤玉先生の息子である“二代目”が英国から戻ると、平和な街の気配が一変して混迷を極め……というストーリー。

 12日には「有頂天家族2」に登場する新キャラクターの声優が発表され、メインビジュアルも公開。二代目を間島淳司さん、玉瀾を日笠陽子さん、呉一郎を中村悠一さん、天満屋を島田敏さんがそれぞれ担当することが決定した。

 また、2月1日~5月30日には「叡山電車」とコラボレートし、アニメのキャラクターや設定、美術ボードなどのポスターを車内に展示する特別列車「有頂天家族号」を運行することも発表された。

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