清水富美加:元SKE48松井玲奈と“漫才コンビ” 初の漫才師役に悲鳴も

映画「笑う招き猫」に出演する清水富美加さん(右)と松井玲奈さん(C)山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会
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映画「笑う招き猫」に出演する清水富美加さん(右)と松井玲奈さん(C)山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会

 女優の清水富美加さんが4月29日公開の映画「笑う招き猫」(飯塚健監督)に主演することが30日、明らかになった。元「SKE48」で女優の松井玲奈さんと漫才コンビを組み、お笑いの世界で奮闘するヒロインを演じる清水さんは「わー、大変そう、撮影前からもうつらい」と悲鳴。「漫才をやるということ、体を張ったり、いろんな顔を見せなきゃいけないこと、セリフのあまりないシーンで淡々と過ごすという苦手なシーンもたくさんだったからです。でも飯塚監督と松井玲奈ちゃんがいてくれて本当によかった」とメッセージを寄せている。

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 映画は、山本幸久さんの「笑う招き猫」(集英社文庫)が原作。清水さん演じるヒトミと、松井さん演じるアカコが漫才コンビを組み、お笑いの世界で奮闘し、挫折しながら夢を追いかける姿と固く結ばれた女の友情を描く青春物語。「荒川アンダーザブリッジ」「大人ドロップ」の飯塚監督が脚本も担当する。また、公開前の3月からは、MBS・TBSで連続ドラマ(全4話)も放送される。

 清水さんは、映画について「ひとつの夢に向かっていくことはとても輝かしいですが、現実はそんなに甘くない、悩みも不安も絶えない。そんな中でどうするのか見つけていく、選んでいく。ただわいわいしてるだけではない人生を描いているところが、この映画の魅力です」とアピール。

 一方、今作の役作りのために髪を切り、金髪にしたという松井さんは「まさか自分が漫才師を演じるなんて。お話を聞いた時は不安しかありませんでした。でも、最初の台本を読んだ時には爆笑していました」と明かし、「撮影が始まるかなり前から漫才稽古(げいこ)を始めて、相方の清水さんと漫才ができたことは、とても貴重な経験です。毎日わいわいとした現場で、学生時代に暗い思い出しかない私にとっては、個性的なキャストさんに囲まれて、遅れて来た青春みたいでした。ドラマから映画まで続けて見て、笑って泣いていただきたいです」と話している。

 ドラマは、MBSで3月19日から毎週日曜深夜0時50分から、TBSで同月21日から毎週火曜深夜1時28分から放送。

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