アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんが31日、東京都内で開かれた「2016エイボン女性年度賞」の授賞式に登場した。あいさつを飛ばされかけるというアクシデントが発生したが、百田さんはめげずに「ちょっといいですか」とマイクの前に進んで、あいさつし、最後に「ももいろクローバーZ」のポーズを取って参加者を笑わせていた。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　放送中のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で小澤良子を演じる百田さんは、芸術賞を受賞した「NHK制作局ドラマ番組部『連続テレビ小説』制作チーム」の代表としてプロデューサーとともに出席。初めにプロデューサーが受賞のあいさつをし、次が百田さんかと思われたが、司会者が指名せず、百田さんが自らマイクの前に進むこととなった。

　百田さんは「（良子役を演じるのは）難しいけれど、やりがいのある仕事をやらせてもらい、毎日が充実している。撮影は1カ月ちょっと続くので、みなさんに伝わる作品ができれば」と話した。

　「エイボン女性年度賞」は、1979年に社会のために勇気や希望を与える女性の活動を後押しするために創設された賞。過去に女性運動家の故・市川房枝さんや登山家の故・田部井淳子さん、小説家の田辺聖子さんなどが受賞している。今年は、大賞が久能祐子さん（S＆R財団理事長兼CEO）、教育賞が井村雅代さん（シンクロナイズドスイミング指導者）、スポーツ賞が三宅宏実さん（ウエイトリフティング選手）、ソーシャル・イノベーション賞が南谷真鈴さん（冒険家）だった。