千葉雄大：初共演の大杉漣の印象明かす　「トランプで手品を見せてくれた」　

　俳優の千葉雄大さんが23日、東京都内で行われた主演連続ドラマ「ファイナルファンタジー（FF）14　光のお父さん」（TBS・MBS）の会見に登場。千葉さんは、作中で父親役を演じる大杉漣さんとは初共演といい、「拝見している映画の役とか、こわもてだったりクールな印象だったので緊張していた」としつつ、「（会ったら）すごくチャーミングで。トランプで手品を見せてくれたり、昼休憩の際には（作中の）家族3人で、おそばやさんに連れていってもらったり。（父役が）大杉漣さんでお母さん（役）が石野真子さんで本当によかったなと思っています」と語った。

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　この日のイベントでは、大杉さんからのコメント映像も流され、大杉さんは「（千葉さんと）初めて共演して、顔は非常に美しい顔なのに、その中に力強さを感じてました」と印象を告白。顔をほめられた千葉さんは「現場でもおっしゃっていただいて、すごく光栄でした」と笑顔をみせていた。

　また、一緒に登場した野口照夫監督からは、「またぜひご一緒したいと心の底から思っている。真面目なんですよね。ひとつひとつのシーンを真剣に考えてくれて。監督としては楽をさせてもらえるというか、非常にありがたい役者さんでした」と絶賛されると、千葉さんは「いい監督ですね～」とおどけながら照れ笑い。また、馬場ふみかさんについて野口監督は「腹がすわっているというか。堂々としていて、自然体な芝居をする人だなと思った」とほめ、馬場さんは「恥ずかしいですね」と語っていた。

　会見には千葉さんのほか、ヒロイン役の馬場さん、エンディング曲を担当する4人組ガールズバンド「Silent Siren（サイレントサイレン）」、ゲームで千葉さんが操作するキャラクターの“マイディー”の声を務める南條愛乃さんらも出席した。

　ドラマは、FF14プレーヤーのブログ「一撃確殺SS日記」をベースに、実写映像とFF14のゲーム画面を織り交ぜて構成。仕事にゲームに奮闘する主人公の若者（千葉さん）と、仕事一筋で、還暦を超えてからオンラインゲームにハマった父親（大杉漣さん）が、お互いに“秘密”を抱えながら距離を縮めていく親子関係を描く。馬場さん、袴田吉彦さん、石野真子さんらも出演するほか、ゲーム内パートでは声で南條さん、悠木碧さん、寿美菜子さんも出演する。

　TBSでは4月18日から毎週火曜深夜1時28分、MBSでは4月16日から毎週日曜深夜0時50分に放送される。