シンガー・ソングライターの嘉門達夫さんが1日、東京都内で開催された「2017年アスタナ万博 日本館開幕100日前記者発表会」に登場。日本館サポーターを務める嘉門さんは「1970年の大阪万博の時、小学校6年生で近くに住んでいたので、21回行きました」と万博への思い入れを明かし、「せっかくなんで、替え歌で。元歌は『森のくまさん』です。許可は取っていないが、オリジナル歌詞なので問題はないと思います」といい、「アスタナ万博の歌」を熱唱した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
イベント後の会見で、応援ソングについて聞かれると、嘉門さんは「最初、桃太郎(の曲)とかにしようかと思ったんですが、今は(パーマ大佐さんの替え歌の歌詞が問題視された)『森のくまさん』かな」と笑顔で語った。「曲自体はアメリカの民謡で、権利がないのでどんな歌詞を出しても(オリジナルなら)オーケー。著作権のことはすべて把握しております!」と胸を張り、「開催期間になったらもっと長く、メッセージも歌でできたらと思う」と語っていた。
同博覧会は、カザフスタン共和国の首都アスタナで、6月10日から9月10日の93日間にわたって開催。「未来のエネルギー」をテーマに、112カ国・18国際機関が参加し、パビリオンを展開する。この日は、同博覧会開催の約100日前を記念したイベントで、嘉門さんと同じく日本館サポーターを務める落語家の桂歌蔵さん、サイエンスプロデューサーの米村でんじろうさんも出席。日本館の、さまざまなエネルギーを組み合わせて活用する「Smart Mix with Technology」をテーマとした日本独自の取り組みや、展示内容などを紹介したほか、新たに日本館サポーターに任命されたタレントの石原良純さん、三船美佳さんの任命式も実施した。
石原さんは「カザフスタンは、天気予報は楽なのかな」と気象予報士としてコメントし「有数の産油国なので、未来エネルギーに興味があるのかもしれない。日本が持っている技術を知ってもらうのは有意義なこと」と万博をアピールした。三船さんはカザフスタン語であいさつし、「精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いします」と笑顔だった。イベント後の会見で、芸能界引退を発表した女優の堀北真希さんについて、三船さんは同じ子供を持つ母として「今までお仕事してすごく忙しい生活を送っていたと思うから、お子さんが大きくなったら一緒に旅してほしい。今はお子さんと大事な時間を過ごしてほしい」とコメントした。