テレビ朝日:土日にニュース新設で「独創的なタイムテーブル」と自信 ゴールデン帯32.4%と大幅改編

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 テレビ朝日は7日、同局で4月の番組改編説明会を開催し、4月以降の新番組ラインアップについて発表した。土日それぞれ午後9時台に1時間の生放送となるニュース情報番組を新設するほか、毎週月~金曜午後0時半~同50分にシニア向けのドラマ枠を新設。また、人気バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が日曜午後10時台に枠移動することも決まっており、ゴールデン帯(午後7~10時)32.4%、プライム帯(午後7~11時)は31.4%という高い改編率となった。同局の西新・総合編成局長は、全曜日のゴールデン、プライム帯にニュース番組が並ぶ編成について「独創的なタイムテーブルができたのではないか」と期待を寄せている。

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 4月編成の改編率は、全日帯(午前6時~深夜0時)が14.7%、ゴールデン帯が32.4%、プライム帯が31.4%と、いずれも大幅な改編となった。

 ゴールデン、プライム帯では、フリーアナウンサーの高島彩さんをメインキャスターに起用したニュース情報番組「サタデーステーション」(毎週土曜午後8時45分)と、フリーアナウンサーの長野智子さんを起用した「サンデーステーション」(毎週日曜午後8時54分)がスタート。「サタデーステーション」は当日の注目ニュースや1週間のニュースの総まとめを紹介し、ディーン・フジオカさんも不定期で出演。「サンデーステーション」は「サタデーステーション」より硬めの内容になるという。同局担当者は「週末も(ニュース情報番組は)視聴者ニーズがあると判断した。ライフラインとしての機能が求められていると思った」と説明した。
 
 また、平日の午後0時半~同50分には“帯ドラマ”枠を新設。第1弾として石坂浩二さんが主演、倉本聰さん作の「やすらぎの郷」を放送する。同局では「倉本さんから、シニア年配層の方が安心して見やすいドラマがあってしかるべきではと、帯ドラマの構想の提案をいただいた」と経緯を説明し、「帯ドラマは習慣性が非常にあるものなので、期待しています。『徹子の部屋』とこのドラマをセットで見ていただけるリズム感が出ればありがたい」と狙いを明かした。

 さらに、土曜午後10時台には、お笑いタレントの今田耕司さんが司会を務める深夜のバラエティー番組「あるある議事堂」が番組名を「こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐(ばんさん)会」と変更して放送。日曜午後10時台には「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が月曜午後8時の枠から移動して放送される。このほか、マツコ・デラックスさんと有吉弘行さんが出演している「マツコ&有吉の怒り新党」(毎週水曜午後11時15分)は同じ放送枠で、番組名を新たに「マツコ&有吉 かりそめ天国」と改め、視聴者からさまざまなジャンルの話を募集する内容にリニューアルして放送。また、日曜午前10時からは、ミステリー作品を中心にした約2時間のドラマ枠「日曜ワイド」枠を新設する予定。

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