放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で阿部サダヲさんとダブル主演を務めることになり、3日、東京・渋谷の同局で行われた会見に出席した。12年に亡くなった父の勘三郎さんが1999年放送の大河ドラマ「元禄繚乱」に主演しており、親子二代での大河主演俳優となった勘九郎さんは「素直にうれしいです」と喜びを語った。
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一方で、ドラマで描く時代が明治の終わりから昭和と近現代史になるということで、勘九郎さんは「歌舞伎役者なのに現代って(いう意味では)父に勝ったんじゃないかな」とにやり。勘三郎さんから大河ドラマの話は「飲んでいる話しか聞いていない」といい、「(勘三郎さんが生きていたら)『自分も出せ』っていうんじゃないかな」と笑わせた。
2019年の大河ドラマのテーマは「オリンピック」で、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。脚本は宮藤官九郎さんが担当する。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶり。勘九郎さんは日本人初のオリンピック出場選手の金栗四三役、阿部さんはコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役で出演する。
放送は2019年1月から。18年は鈴木亮平さん主演の「西郷どん」が放送される。
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