9nine村田寛奈:女子高生姿で初舞台に挑戦中 「ライブとは別モノ」

舞台「ローファーズハイ!!」に出演している「9nine」の村田寛奈さん
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舞台「ローファーズハイ!!」に出演している「9nine」の村田寛奈さん

 女優の新垣結衣さんや川島海荷さんらが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」の女性若手タレントが集まった即興劇の舞台「ローファーズハイ!!」が浅草九劇(東京都台東区)で16日まで上演されている。ガールズユニット「9nine(ナイン)」のメンバーで、初めての舞台に出演中の村田寛奈さんに見どころや今後の活動について聞いた。

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 「ローファーズハイ!!」は、「女子高校生」という設定の中で、出演メンバーがローファーを履いた女子高校生姿になって、歌い、踊り、舞台を駆け回る、台本無しのほぼ即興の舞台。コメディー要素をふんだんに盛り込み、パワフルなタップダンス、カメラや観覧車などさまざまなアイテムになるパイプ椅子、そして観客が書いたフレーズを集めて即興で歌い上げるなど、さまざまな趣向を凝らしている。毎回出演メンバーが変わり、村田さんは、出演メンバー8人の先輩・パイセン役として出演している。

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 --舞台は初めて?

 そうなんです。しかも即興劇なのでヒヤッとしました。基本は笑ってくれるのですが、「笑うだろう」と想定している部分で笑ってもらえないときもあり、そのときは緊張しますね。私は関西出身で、関西では笑うことが日常的でもあるのですが、私にとっては舞台は別モノですね。そしてライブとも別モノです。「9nine」のライブはステージに出れば緊張は飛ぶのですが、舞台は幕から下がるたびに緊張が戻るんですよ。

 --舞台は挑戦してみたかった?

 はい。舞台やショーは見るのが好きなので、「自分がこの役だったら、こうやりたい」というのは妄想していましたから。舞台は緊張しますが、新しい自分を見てもらえるチャンスとも思っています。「ローファーズハイ!!」の舞台は、昨秋からやっていたので。

 --舞台で一番大変だったシーンは。

 お客さんから一言の歌詞を募って即興で曲を歌い、私がMCの役割で回すところですね。どうやったら簡潔になり、面白さがお客さんに伝わるのか。演出家の方と相談して、けいこも重ねました。「好きなようにやって」とは言われているんですが、流れもあり、かつパイセンという役は捨てちゃいけないので大変です。観客から歌詞を募集するアイデアは、メンバーの皆で考えました。観客の皆さんにも参加してもらいたかったんです。

 --今後の活動について教えてください。

 9nineの活動としては、5月3日にシングル「Why don’t you RELAX?」を発売します。(英国のバンド)「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」のヒット曲「RELAX」をサンプリングしているので、1980年代の曲を知っている方には刺さる曲だと思います。海外の方にも聴いてもらえるとうれしいです。舞台の「ローファーズハイ!!」はもちろん、テレビ東京で放送が始まる「浅草ベビ9」(16日から毎週日曜深夜1時5分)でもレギュラー出演しますので、応援よろしくお願いします。

 ◇プロフィル むらた・ひろな 1996年12月29日生まれ、兵庫県西宮市出身。ガールズユニット「9nine(ナイン)」のメンバー。

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