注目ドラマ紹介:黒木華主演「みをつくし料理帖」 女料理人の波乱の日々描く人情時代劇 

NHKの土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」第1回のワンシーン (C)NHK
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NHKの土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」第1回のワンシーン (C)NHK

 女優の黒木華さん主演のNHK時代劇「みをつくし料理帖」が13日スタートする。高田郁さんの人気時代小説シリーズが原作。江戸を舞台に、上方(大坂)生まれの女料理人・澪(みお)の波瀾(はらん)万丈の日々を人情たっぷりに描く。黒木さんはNHK初主演。共演は小日向文世さん、安田成美さん、森山未來さん、永山絢斗さんら。全8回。NHK総合で土曜午後6時5分から。

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 「みをつくし料理帖」は、累計330万部突破の同名時代小説シリーズが原作。1802(享和2)年の水害で両親を亡くし天涯孤独の少女・澪(黒木さん)は、料理屋「天満一兆庵」の女将・芳(安田さん)に助けられる。やがて江戸へ流れ、種市(小日向さん)の営むそば屋「つる家」で料理の腕を振るうようになる……というストーリー。

 森山さんは、本質を突く批評で澪の料理人としての生き方に道筋を与える「つる家」の常連客の武士・小松原役。永山さんは、“化け物稲荷”で見掛けてから澪と関わりを持ち、やがて一途(いちず)な思いを抱く町医者・永田源斉を演じている。

 第1回「はてなの飯」は、腰を痛めた種市に代わって「つる家」の板場を任されることになった澪。その初日、張り切って「戻りがつおの時雨煮」を作るが、初物好きの江戸っ子には、秋の戻りがつおは“猫またぎ”と言われ、口にしてもらえないでいた。澪も種市も、一口食べてもらえたらおいしさが分かってもらえる、と懸命になるが客には伝わらない。ところが、源斉(永山さん)の何気ない一言を機に、澪は意外な解決法を考えつく……という内容。

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