警視庁捜査一課9係:渡瀬恒彦さん不在のシリーズ12 最終回は10.4%

 シリーズ第12弾となる人気刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の最終回が7日に放送され、平均視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。今シーズンは、3月に亡くなった渡瀬恒彦さんが演じてきた9係係長・加納倫太郎は不在という設定で、人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん演じる直樹ら、おなじみのメンバーの活躍が描かれた。

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 「警視庁捜査一課9係」は、2006年4月に放送を開始し、今年で12年目を迎える人気刑事ドラマ。警視庁捜査1課の中でも検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、それぞれの事情を抱えながらも、事件を前に一つにまとまり鮮やかに解決していく姿を描く。今シーズンも吹越満さんや田口浩正さん、羽田美智子さん、津田寛治さんらおなじみの面々が出演して、さまざまな事件を解決してきた。

 7日の最終回は、9係のメンバーが刺殺放火事件に隠された真実に迫る。スナック経営者・長峰の刺殺体が見つかり、ズボンには焼け焦げた跡があった。青柳(吹越さん)と矢沢(田口さん)の捜査で、長峰の妻・乃梨子は暴力をふるわれていたことが判明。現在は逃亡して宗教団体が運営する救済施設に逃げ込んだらしい。男子禁制の施設を調べるため、志保(羽田さん)は嫌がる村瀬(津田さん)に顔をなぐってもらい、DV被害者を装い潜入捜査に赴く。さらに、直樹(井ノ原さん)の調べで、20年前の事件との関連が分かり……という展開だった。

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