トットちゃん!:テレ朝帯ドラマ枠で黒柳徹子の半生描く 松下奈緒、山本耕史が徹子の両親に

黒柳徹子さんの幼少期の親子3人での写真=テレビ朝日提供
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黒柳徹子さんの幼少期の親子3人での写真=テレビ朝日提供

 4月にスタートしたテレビ朝日の昼の帯ドラマ枠「帯ドラマ劇場」で、黒柳徹子さんの半生を描いたドラマ「トットちゃん!」が10月にスタートすることが9日、明らかになった。石坂浩二さん主演で倉本聰さんが脚本を手がけた「やすらぎの郷」が話題の同枠の第2弾ドラマで、松下奈緒さん、山本耕史さん、子役の豊嶋花ちゃんらが出演する。脚本はNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」などの大石静さんが担当する。

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 ドラマは、黒柳さんとその家族の激動の昭和史を描く。黒柳さんが生まれる4年前の母と父の出会いから始まり、テレビ女優の1期生として活躍したNHK時代や国境を超えた恋の話なども描かれる。オペラ歌手を志望し音楽学校に通っていた母・朝を松下さん、天才的なバイオリニストだった父・守綱を山本さんが演じ、子供時代の黒柳さんを花ちゃんが演じる。このほか、黒柳さんの人生に影響を与えた“トモエ学園”の校長・小林宗作を竹中直人さんが演じ、高田純次さん、八木亜希子さん、佐藤B作さん、古村比呂さん、小澤征悦さん、高岡早紀さん、凰稀かなめさん、黒坂真美さんも出演する。

 松下さんは「同じ女性として生き方に憧れる朝さんにどこまで近づくことができるのか、演じさせていただけることがとても楽しみです」とコメント。山本さんは「徹子さんという大スターを世に送り出したお父様になれるよう、真摯(しんし)に演じていきたいと思っております」と意気込んでいる。

 また、黒柳さんは「テレビ女優第1号として、仕事を始めて以来、64年間テレビに出続けられることができました。何十年も忘れることができなかった、犬の『ロッキー』も出てくるらしい。私も楽しみに見たい『トットちゃん!』 ご成功をお祈りします」とコメントを寄せている。

 第1週は、朝と守綱の運命的な出会いが描かれる。昭和4年、音楽学校で声楽を学んでいた朝は、“第九演奏会”の合唱員を募集するチラシを見て友人たちと応募し、そこでバイオリニスト・守綱と出会う。だが、演奏会の前夜に北海道の父・周通(佐藤さん)が上京し、朝に見合いをさせようとする……という内容。10月から毎週月~金曜午後0時半に放送。

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