ゆとりですがなにか:スピンオフ「山岸ですがなにか」配信へ 主演の太賀「こんな展開になるなんて…」

ドラマ「山岸ですがなにか」の場面写真 (C)NTV
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ドラマ「山岸ですがなにか」の場面写真 (C)NTV

 7月に2週連続スペシャルドラマとして“復活”する「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」(日本テレビ系)のスピンオフドラマ「山岸ですがなにか」が、動画配信サービス「Hulu」で配信されることが、分かった。2016年に放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」に登場した、俳優の太賀さん演じる“ゆとりモンスター”の山岸ひろむが主人公で、脚本は本編と同じく宮藤官九郎さんが担当する。宮藤さんがインターネットドラマの脚本を手がけるのは初めて。

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 「ゆとりですがなにか」は16年4月期に放送された日曜ドラマで、岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんが演じる“ゆとり第一世代”とされる1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながら奮闘する姿が描かれた。

 今回のスピンオフドラマでは、連ドラ版で「それって強制スか?」「メール見ないんで次からLINEでお願いしまーす!」など数々の“名言”を残した山岸が、ゆとり世代の一人としてドラマ「ゆとりですがなにか」の制作スタッフから取材を受けるところから物語が始まる。ドラマ現場のアシスタントプロデューサー(AP)で、取材対象の山岸と恋に落ちる須藤冬美役で女優の佐津川愛美さんが出演し、ドラマ制作現場を舞台としたラブコメディーが展開される。本編の主要キャストを演じる岡田さん、松坂さん、柳楽さんも出演する。

 主演を務める太賀さんは、「こんな展開になるなんて想像もしていませんでした……。山岸、まさかの主人公です」と驚きの様子で、「本編で見せられなかった山岸の生態、こだわり、歌唱力。どうか山岸という不器用で愛すべき男を感じていただきたい。またこの役を演じられて、本当に幸せでした。ありがとう、山岸」とアピールしている。

 また、脚本の宮藤さんは「『Huluで短いのを4本くらい書きませんか?』と言われて、これは無責任に書けそうだぞ、いや、こういうのは無責任に書かなくちゃ面白くないだろう、ということで、久々にコント作家のような気分で、全編“スタバ”で書きました」と明かし、「山岸という、演じようによっては完全な悪役にもなり得るキャラを、最終的に愛すべき“バカ人間”に昇華させた太賀くん、その山岸に対し、一歩も引かない、これまた“バカ女”AP須藤を演じてくださった佐津川愛美さん。ありがとうございます!」とコメントしている。

 「山岸ですがなにか」は、7月2日のスペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」の放送終了後にHuluで4週連続配信。

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