テレビ朝日系の人気番組「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」(火曜午後11時15分、一部地域を除く)が、10月からプライム帯(午後7~11時)で放送されることが25日、明らかになった。同番組で、お笑いコンビ「U字工事」とともにアマゾンを旅する名物ディレクター“ナスD”こと、友寄隆英ディレクターは「ありがとうございます。番組が継続することはとてもうれしく思います」と喜びのコメントをしている。
ウナギノボリ
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「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」は、「ミステリー」「豪華客船」「釣り」「ドローン」「部族」――五つの視点で5組の“冒険者”たちがガチンコ取材し、地球一周の大冒険を繰り広げる番組。今年4月にレギュラー放送がスタートすると、その“ガチぶり”がじわじわと話題となり、中でも、U字工事とともにアマゾンを旅している“ナスD”の破天荒な“命知らずの取材”に熱狂する視聴者が続出している。7月2日には「大アマゾン2時間半スペシャル」と題したスペシャル番組がゴールデン帯で放送された。
番組のプライム帯進出を受けて、“ナスD”は「ジャングルはこれからの季節、動物や果物がとても多くなります。10月以降も素晴らしい自然や先住民の姿をお伝えできるよう頑張りますのでよろしくお願い申し上げます」とイラスト入りの直筆メモでコメントを寄せている。
“ナスD”は、現地の住人から「美容にいい」と紹介された果実(実は現地ではタトゥーの染料に使われるもの)を、「ここに来て美容ありがてえ」と顔に塗りたくり、皮膚が青黒く変色してしまい、その顔色からそう呼ばれるようになった同局のディレクターの愛称。顔が変色した際には「塗ったことに後悔はないが、これからどうやって生きていくか」「クビにならないか」などと悩んだが、その後もポジティブにロケを続行した。
異様な見た目に、現地の子供たちは「あの人死んでるの?」と笑われ、大型船に乗る際には「パスポートと全然違うじゃないか」「お前は一体何人なんだ?」などと不審がられる始末だったが、生の川魚や現地の人も食べないという虫や木の実をバリバリ食べたり、ハチに顔面を5カ所も刺されてもひょうひょうとして笑っていたりと、バイタリティーあふれる行動で視聴者に強烈なインパクトを与え続け、いまや番組の“主役”といえる存在感を放っている。
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