小室哲哉:C型肝炎の治療は「副作用きつかった」 啓発テーマソングに感慨も

イベント「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」に出席した小室哲哉さん
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イベント「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」に出席した小室哲哉さん

 音楽プロデューサーの小室哲哉さんが26日、東京都内で行われた厚生労働省の肝炎についての啓発イベント「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」に出席した。小室さんは、自身もC型肝炎に感染・治療し、昨年4月に肝炎対策大使に就任。集まったスペシャルサポーターたちが、小室さんが昨年制作した同プロジェクトのテーマソング「笑顔の明日」を全員で生歌唱すると「個人的には感慨深い。こうやって歌っていただくのはすごくうれしい」と笑顔で感想を語った。

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 小室さんは「あっという間の1年でしたけど、これからも引き続き、体験を元に活動して、肝炎を知っていただきたい」とあいさつ。トークコーナーでは「副作用がきつくて、その間(治療中)にもテレビ(出演)などがあって、行動とか言動が荒くなって、自分が自分じゃないようなことがあった。バラエティーとかで『小室さんどうしたの?』って(言われた)」と自身の経験を明かしていた。

 「知って、肝炎プロジェクト」は、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、早期発見・治療に向けて積極的に行動していくことを目的に、12年から実施されている。この日は、特別参与を務める杉良太郎さん、肝炎対策特別大使の伍代夏子さん、広報大使の徳光和夫さん、スペシャルサポーターを務めるダンス&ボーカルグループ「EXILE」のMAKIDAIさん、上原多香子さん、島谷ひとみさん、高橋みなみさん、瀬川瑛子さん、「AKB48」グループの岡田奈々さん、岩田陽菜さん、薮下楓さん、「w-inds.」らアーティスト、俳優、スポーツ選手ら17組22人が集結した。

 テーマソング「笑顔の明日」は、昨年7月に小室さんが作詞、作曲、編曲、編集まで行って約2カ月間で完成させた。伍代さんが「感無量というか、涙が出ちゃった。この歌大好き!」と絶賛すると、小室さんは「杉さんのチェックがあって、そう簡単にすぐできたわけではないんですけれど……」と苦笑しながら「かなりダメ出しが多かった」と明かして観客の笑いを誘っていた。

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