杉咲花：神木隆之介からの“花冠”プレゼントに感激

　劇場版アニメ「メアリと魔女の花」（米林宏昌監督）の舞台あいさつが7日、TOHOシネマズ梅田（大阪市北区）で行われ、主人公の少女・メアリの声を務めた女優の杉咲花さんらが出席した。舞台あいさつでは、同作のプロモーションを“完走”した杉咲さんにねぎらいの気持ちを込め、同席した神木隆之介さんが“花の冠”をサプライズでプレゼントする一幕もあり、突然のことに杉咲さんは動揺しつつも、「生まれて初めて花冠をかぶりました。本当にうれしいです。大事にします」と喜んでいた。

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　この日のイベントは作品のタイトルにもあり、劇中でも重要な鍵を握るアイテムである“花”にちなみ、8月7日の“はなの日”に行われ、杉咲さん、神木さんのほか、主題歌を担当した4人組バンド「SEKAI NO OWARI」や米林監督、西村義明プロデューサーも出席した。

　「メアリと魔女の花」は、「借りぐらしのアリエッティ」（2010年）や「思い出のマーニー」（14年）で知られる米林監督の新作劇場版。英国の女流作家メアリー・スチュアートさんが1971年に出版した児童文学「The Little Broomstick」が原作で、背が低く、クセ毛に赤毛にそばかすの平凡な11歳の少女メアリが、ひょんなことから奇想天外な大冒険に巻き込まれ、勇気を持って前に進む姿が描かれている。天海祐希さん、満島ひかりさんらも声優として出演している。