注目映画紹介:「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」シャアの活躍とコロニー落としの迫力は必見

映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」のワンシーン (C)SOTSU・SUNRISE
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映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」のワンシーン (C)SOTSU・SUNRISE

 アニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」(安彦良和総監督)が2日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで4週間限定上映される。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当した安彦さんの同名マンガが原作。シリーズ第5話にして「ルウム編」2部作の前編となる今作では、一年戦争の始まりとなるルウム戦役を描く。

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 宇宙世紀0079年。ジオン公国は「ブリティッシュ作戦」(コロニー落とし)を実行し、世界の人口の半数を死に至らしめる。一方、地球連邦軍は劣勢を挽回すべく圧倒的な戦力で反撃を試みる。その裏ではザビ家の陰謀が交錯し、サイド7で平穏に暮らすアムロ(声・古谷徹さん)らの生活にも暗い影が訪れようとしていた。そして、復讐(ふくしゅう)に駆られたジオン軍のエース、シャア・アズナブル(声・池田秀一さん)が参戦するルウム会戦の幕が上がる……というストーリー。池田さん、古谷さんのほか、潘めぐみさん、沢城みゆきさん、小野賢章さんらが声優を務めている。

 ルウム戦役といえば、アニメ「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズ第2話で、ホワイトベースの初代艦長によって語られる“シャア伝説”の一つ。たった1機のモビルスーツで5隻の戦艦を撃破し、地球連邦からは“赤い彗星”という異名で恐れられるようになるのだが、まさにその誕生の瞬間に立ち会うことができる。シャアが縦横無尽に立ち回る雄姿はカッコいいの一言だが、代名詞でもある“3倍の速度で移動する”を感じられる場面も必見だ。アムロやセイラ、ランバ・ラルといったおなじみのキャラクターたちの動向にも注目してほしい。(遠藤政樹/フリーライター)

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