相田翔子：Wink時代の覇気のなさに本人驚き「もっと笑いたかった」

　歌手で女優の相田翔子さんが、10月2日午後7時から放送されるTBS系の特別番組「歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間」にMCとして出演する。番組は、オリコン週間ランキング50年の歴史を秘蔵映像とともに振り返るもので、女性デュオ「Wink（ウィンク）」として1980年代後半から90年代にかけてヒット曲を連発し、歌番組に多数出演していた相田さんは、収録の合間に取材に応じ、「（当時の自分は）なんでこんなに覇気がないんだろうと本当にビックリしますね」と苦笑いを浮かべた。

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　また、Winkは「笑わないアイドル」ともいわれていたが、相田さんは「キャラを作っていたわけではない」といい、「ずっと緊張していて……。（チャートの）ランクが急に上がって1位になってしまって、『こんな私たちが』って戸惑いのほうが大きくて、申し訳ないというか、周りに素晴らしい先輩方がいらっしゃったので、いつも萎縮して緊張して、体がこわばって。事務所の社長さんには『もっと笑え』『アイドルスマイル勉強しろ』って言われても、性格的にできなかった。笑えなかった。もっと笑いたかったんです」と明かしていた。

　番組はMCを相田さんのほか、堺正章さん、お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹さんが担当し、田中さんの相方の遠藤章造さんも出演。スタートから今年で50年を迎えたオリコン週間ランキングで1位を獲得した曲の中から、誰もが歌える、その時代を象徴する名曲を、TBSに眠っていた超秘蔵映像やゲストの歌唱とともに楽しめる。また、特別企画「イントロ Q」では、かつて堺さんとともに音楽番組「ザ・トップテン」（日本テレビ系）で司会を務めた榊原郁恵さんが登場し、堺さんと31年ぶりの再タッグでクイズを仕切るという。

　堺さんは番組について「ステージで歌っていただく皆さんの歌はもちろん、今回はTBS が総力を挙げて集めた貴重な秘蔵映像もあります。日本の音楽シーンを彩った方々の勇姿にもご期待ください」とコメントを寄せている。