桑島法子:古代進と森雪は「稀有なカップル。憧れるけど…」 ヤマト最新作で不安な胸中も

人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第3章「純愛篇」の劇場上映の初日舞台あいさつの様子
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人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第3章「純愛篇」の劇場上映の初日舞台あいさつの様子

 声優の桑島法子さんが14日、東京都内で行われた、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第3章「純愛篇」の劇場上映の初日舞台あいさつに登場。森雪の声を務めている桑島さんは「2章の頭の方で(作中で)いなくなりまして。(3章まで)不安な日々を過ごしていた」といい、「2章はお客さんの気分で楽しめたんですけど、3章はお客さんとして見れなくて。このシーン大丈夫だったかなとか……」と不安な胸中を吐露。「もうちょっと時間がたってからいろんなところを楽しめるんじゃないかなと思う。数回見ただけでは味わいきれない、すごく大きな作品ですね」と作品への思いを語った。

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 また、桑島さんは主人公・古代進と森雪の関係について、「その辺にいるカップルじゃないんだなと改めて思って。本当に稀有(けう)なカップルというか。憧れますけどね」と思いを語った。音楽を担当した宮川彬良さんは「どういう仕上がりになるか想像できていなかったので、ショックなぐらい面白かったです」と作品の感想を語った。

 「宇宙戦艦ヤマト2202」は、1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をモチーフにした全7章のアニメ。イスカンダルへの大航海からヤマトが帰還し、地球はかつての青い姿を取り戻したが、イスカンダルのスターシャの願いもむなしく、地球は軍拡の道を歩み始める。そして伝説の女神・テレサの祈りが、ヤマトクルーに危機の到来を知らせる……という展開。小説「亡国のイージス」「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の福井晴敏さんがシリーズ構成を手がけ、「蒼穹のファフナー」の羽原信義さんが監督を務めている。

 舞台あいさつには桑島さん、音楽を担当した宮川さん、羽原監督、シリーズ構成を手がける福井さんが出席し、MCを桐生美影役の中村繪里子さんが務めた。

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