スーパー戦隊シリーズ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」などに出演した女優で声優の平田裕香さんが、小学館のマンガサイト「サンデーうぇぶり」で連載中のアイドルをテーマとしたマンガ「栃ノ木のどかのアイドル日常」に原案協力として参加していたことが10日、明らかになった。
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海道いちご名義で同作に参加している平田さんは、「昔の私の貧乏話が、編集の方の興味を引いたのがきっかけだったと思います」と経緯を説明。海道いちごというペンネームは、「タッチ」などで知られるあだち充さんが名付けたといい「あだち充先生にお忙しい中ペンネームを考えてほしいとお願いをしました。しっかりと私に由来のある名前ではあるので、なぜこのペンネームになったか探って楽しんでいただけたらと思います」と話している。
「栃ノ木のどかのアイドル日常」は、こじまたけしさんのマンガで、日本一のアイドルを目指して上京した女子高生・栃ノ木のどかが、レッスン、グラビア撮影、節約生活などに奮闘する日常を描いている。コミックス1巻が10日に発売された。15日発売の「週刊少年サンデー」(小学館)51号に第1話が出張掲載される。
平田さんは女優として「獣拳戦隊ゲキレンジャー」や舞台「文豪ストレイドッグス」などに出演。声優としてはアニメ「遊☆戯☆王ARC-V」などに出演し、グラビアアイドルとしても活躍してきた。アイドルとして活躍した自身の経験がマンガに生かされているといい「経験談や見てきたことなどをこじま先生や編集の方と神保町の喫茶店でお話しさせていただいています」とコメント。
マンガの見どころを「学生時代から夢を抱いて活動している時って、その時は無我夢中で必死でまわりが見えていなかったり、迷惑をかけてしまっても気付けていないことって多かった気がします。だからこそ、へこたれることはあってもくじけずにまい進できる底力はあって、そしてそれを見守ってくれる人たちの優しさや温かさに気付かせてくれる主人公・栃ノ木のどかのまわりの登場人物たちがとても魅力的です」と語っている。
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