永野芽郁:次期朝ドラ、クランクインから10日で「終わり見えてる」と余裕の表情

岐阜県恵那市岩村町で行われた2018年4月2日放送スタートのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の会見に出席した永野芽郁さん
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岐阜県恵那市岩村町で行われた2018年4月2日放送スタートのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の会見に出席した永野芽郁さん

 女優の永野芽郁さんが10日、2018年4月2日に放送をスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」の会見を岐阜県恵那市岩村町で行った。ヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)役を演じる永野さんは、今月から同地で撮影を開始。撮影は9~10カ月の長丁場となるが「もう終わりが見えています」と余裕の表情を見せた。

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 永野さんは「(朝ドラの撮影は)長い、大変って言われますけど、あっという間に終わる気がしています。台本も全部見ていないのに勝手にもう終わりが見えてきている。『あと10日だね』って言っている姿が想像ついています」とにっこり。その調子でずっと撮影できそうかと聞かれると「無理かもっていうときもあるかもしれないですけど、サポートしてくれる方が集まってくださっているので、安心して現場を乗り越えられそうです」とスタッフへの信頼を口にしていた。

 一方、役に関しては「不安なことしかないぐらい不安。一人の人をずっと演じることはなかなかない経験なので、私にしかできないことだと思って鈴愛と向き合って頑張っていきたい」と意欲を見せ、「方言が難しい。関西弁とも標準語とも違っていて……。少しずつできるようになってきました」と話した。

 またこの日の撮影は、1980年代が舞台で、99年生まれの永野さんになじみのない小道具もセットに登場。「カセットデッキは、大きくてカラフルで、今と全然違うんだなと思いました。見たことはあるんですけど、使ったことはないですね。あと電話をくるくるするやつ(ダイヤル式)。おばあちゃんの家にもなかったので、これはどうやって(電話を)かけるんだろうと思いながら見ています」と楽しそうに話していた。

 「半分、青い。」は大ヒットドラマ「ロングバケーション」などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川悦吏子さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。全156回を予定。

 ドラマは10月23日に岐阜県東濃地方でクランクインし、この日は、1989年、高校最後の夏休みにヒロインの鈴愛が、幼なじみの律の家に向かうため架空の町、東美濃市梟(ふくろう)町にある商店街「梟商店街」を駆けていくシーンが撮影された。4月24日の第20回で放送される予定。

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