リバーズ・エッジ:実写映像初公開 “あの”河原や橋の上も登場 原作再現シーンも多数  

映画「リバーズ・エッジ」の場面カット (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
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映画「リバーズ・エッジ」の場面カット (C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

 岡崎京子さんの傑作マンガを、女優の二階堂ふみさん主演で実写化する映画「リバーズ・エッジ」(行定勲監督)の映像が11日、初公開された。30秒の特報で、原作にも描かれている夜の河原や橋の上といった物語の重要な舞台が登場。二階堂さん扮(ふん)する主人公のハルナに、吉沢亮さん演じる山田が「ボクの秘密の宝物、教えてあげる」と告げるシーンで締めくくられている。

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 特報には、ハルナの恋人でいじめっ子の観音崎(上杉柊平さん)、山田と“ある秘密”を共有するモデルのこずえ(SUMIREさん)、山田に一方的に好意を寄せる田島カンナ(森川葵さん)、ハルナの友人・ルミ(土居志央梨さん)も登場。号泣するハルナをこずえが抱きしめているシーンや、山田が観音崎に殴られるシーン、カンナが「山田君!」と呼ぶシーンなど、原作ファンにはおなじみのシーンで構成されている。

 「リバーズ・エッジ」は、1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎さんの傑作青春マンガ。どこか生きづらさを感じているイマドキの女子高生ハルナと、いじめられっ子でゲイの山田、過食しては吐くを繰り返すモデルのこずえの、共犯者めいた不思議な絆を中心に、日常の中での違和感や孤独、欲望などを描く群像ストーリー。実写映画は2018年2月に公開される。

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