俳優の大谷亮平さんが、榮倉奈々さんと安田顕さんがダブル主演する実写映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」に出演することが14日、分かった。同作を降板した小出恵介さんの代役としての出演で、安田さん扮(ふん)するじゅんの後輩・佐野役を演じる。また、映画は小出さんの降板により再撮影および公開の時期を調整していたが、2018年夏に公開が決定したことも発表された。
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「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は、「Yahoo!知恵袋」に実際に投稿された質問が基になったコミックエッセー。10年にK.Kajunsky(ケー・ケーエージュンスカイ)さんが「Yahoo!知恵袋」に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問を投稿。家に帰る度にさまざまな方法で「死んだふり」をする妻に対してどうしたらいいか、とたずねる奇想天外なその質問が話題となり、翌年には作・K.Kajunskyさん、イラスト・ichida(イチダ)さんでコミックエッセー化。第3巻まで発売され、発行部数は累計15万部を超えている。実写映画では、死んだふりをする妻・ちえを榮倉さん、夫のじゅんを安田さんが演じる。
プロデューサーの宮前泰志さんは、「出演者降板の事態を受けて、関係各所と協議を重ねてきました。監督をはじめ、作品に関わったスタッフ・出演者の皆さんとも本作を観客に届けたいという思いは一致しており、また『劇場で見たい』『公開をやめないでほしい』という声がSNS上で見受けられたり、配給会社にも多数届いたことにも勇気づけられ、多くの方々の協力を得て、この度の再撮影と再編集を実現させることができました。ご賛同いただいた方々には感謝が尽きません」と経緯を説明している。
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