陸王:なぜ東京コミコンに出展? こはぜ屋、竹内涼真… 無関係ではない!?

「陸王」の展示をしている「東京コミコン2017」のTBSブース
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「陸王」の展示をしている「東京コミコン2017」のTBSブース

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のアメコミやハリウッド映画を中心としたポップカルチャーの祭典「東京コミコン2017」のTBSブースでは、ドラマ「陸王」のグッズを販売したり、役衣装や劇中に登場するランニングシューズ・陸王を展示している。「陸王」は人気作家・池井戸潤さんの小説が原作のドラマで、アメコミ、ハリウッドなどとはイメージがつながりにくいかもしれない。TBSの担当者は、出展の理由を「東京コミコンは米国のポップカルチャーと日本の文化の融合を目指しているところもあり、日本の文化を発信していきたいと考えました。『陸王』に出演している竹内涼真さんが東京コミコンの名誉親善大使を務めていることもあり、『陸王』の展示、物販をすることになりました」と説明している。

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 TBSは、昨年も東京コミコンに出展した。昨年は、ドラマなどの番組を紹介するなどPRだけだったが、今年は「陸王」の役衣装などの展示のほか、Tシャツやクリアファイルなどのグッズも販売している。TBSには、深夜アニメ枠「アニメイズム」もあり、ドラマよりアニメの方がより東京コミコンとの親和性が高いかもしれないが、担当者は「(ドラマでランニングシューズを開発する老舗足袋業者)こはぜ屋は、まさに日本の文化。東京コミコンで日本の文化を発信していきたい」と話す。また、大ブレーク中の竹内さんはそもそも特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」をきっかけに注目されたこともあり、東京コミコンと無関係というわけではないのかもしれない。

 「コミコン」は、米国サンディエゴで毎年7月上旬に開催されているアメコミやゲーム、ハリウッド映画などポップカルチャーの祭典で、現在ではフランス、英国、台湾など世界各地でも開催されている。「東京コミコン」は、はアメコミ界の巨匠のスタン・リーさんやアップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんのプロデュースの「シリコンバレーコミコン」と提携して、16年に初めて開催された。幕張メッセで1~3日に開催。入場券は一般3500円(前売り3200円)、中高生2500円(前売り2200円)、小学生以下は無料。

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