鈴木亮平:西郷隆盛の“先輩”西田敏行の語りは「心強い」

2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん
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2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが6日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2018年のNHK大河ドラマ「「西郷(せご)どん」の第1回完成試写会に登場。1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛を演じた俳優の西田敏行さんが語りを担当することについて、鈴木さんは「『西郷どん』の撮影に入る前に歴代の西郷を一通り見て、やっぱり西田さんの西郷さんというのは強烈なイメージがあって。鹿児島弁も完璧ですし、正直プレッシャーを感じた」と明かしつつ、「そのプレッシャーをいい方に変えて、負けるわけにはいかないと思ったし、目標でもありライバルでもある西田さんにナレーションをやっていただけるのは心強い」と語った。

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 さらに鈴木さんは、「実際の西田さんの声は西郷さんの声ではなく、吉之助を見守る西田さんの声になっていて、僕は西郷の先輩がエールを送ってくれていると思ったんですけど、それをはるかに超える温かさで包んで、見守ってくれていたので感動しました」ともコメント。また体調を考慮して語りを降板した女優の市原悦子さんについては「大変、残念」と話していた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマで、林真理子さんの小説が原作。薩摩(現在の鹿児島県)の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 1月7日からNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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