俳優の山田裕貴さんと健太郎さんが10日、東京都内で行われた映画「デメキン」(山口義高監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場。山田さんは、主演の健太郎さんから「ある意味、引っ張ってくれて感謝しています」と言われると、「(役で)学ランとか着てますけど27(歳)なんで。ちょっとでも大人として引っ張っていけたらって。どの現場行っても、『山田裕貴がいたからやりやすかった』って思ってもらえたらって(やっている)」と照れつつ、自身の考えを明かした。
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映画は、お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹さんが半生をつづった自伝小説・マンガ「デメキン」が原作。幼少期からデメキンと呼ばれ、いじめられていた佐田正樹(健太郎さん)が、かつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほど腕っぷしが強くなり、小学校からの親友・厚成(山田さん)とけんかやバイクに明け暮れる。ある日、厚成が正樹に福岡一のチームを作ろうと持ちかけ、2人はチーム「亜鳳(あほう)」を結成するが、次々と血気盛んな敵が待ち受けていて……というストーリー。
健太郎さんは映画公開後の反響を聞かれると、「女性のお客さんの声が届いていて、うれしい。『男ってバカだな』っていう感想は最高の褒め言葉」と笑顔で語った。山田さんは「これがすべてではないけど、男の生き方を分かってもらえたなって。拳で語り合う男たちに憧れがあるので、それが良かったって声もあって、うれしかった」と話していた。
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