高橋陽一:「キャプテン翼」再アニメ化も一抹の不安? “とんでもシーン”「コンプライアンス的に…」

4度目のテレビアニメ化が決まった「キャプテン翼」の原作者・高橋陽一さん
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4度目のテレビアニメ化が決まった「キャプテン翼」の原作者・高橋陽一さん

 1980年代に空前のサッカーブームを巻き起こした人気マンガ「キャプテン翼」が新たにテレビアニメ化されることが発表され、東京都内で13日に行われた記者発表会に原作者の高橋陽一さんが出席。アニメは原点である「小学生編」から描かれるといい、高橋さんは「原作通りに進めてくださいとお願いはしている。ですので、1983年の最初のテレビアニメに近いストーリー展開になると思う」としながらも、主人公の大空翼がボールを蹴ってバスの下を通すシーンなどを例に挙げ、「コンプライアンス的にどうなんだろうっていうシーンもあるので……」と一抹の不安をのぞかせた。

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 「キャプテン翼」は、“ボールは友達”の天才サッカー少年・大空翼が個性的なライバルたちとの戦いの中、プレーヤーとして成長していく姿を描く、サッカーマンガの金字塔。81~88年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、当時ブームを巻き起こし、日本のサッカーの普及に貢献した。

 その後も続編が連載され、2013年から「グランドジャンプ」(同)で最新作「キャプテン翼 ライジングサン」が連載中。1983年、94年、2001年にテレビアニメ化され、劇場版も製作。舞台化もされた。

 今回が4度目のテレビアニメ化で、高橋さんは「また作っていただけるということでありがたいです」と喜んでいた。アニメは2018年4月からテレビ東京系で放送される。

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