Project ANIMA:DeNA、創通、文化放送がアニメ新プロジェクトを始動 原作を公募

DeNA、創通、文化放送の新プロジェクト「Project ANIMA」の発表会の様子
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DeNA、創通、文化放送の新プロジェクト「Project ANIMA」の発表会の様子

 DeNA、創通、文化放送の3社が、合同でオリジナルアニメを制作する新規プロジェクト「Project ANIMA(アニマ)」を始動したことが20日、分かった。DeNAが運営するマンガサイト「マンガボックス」や小説サイト「エブリスタ」などで、プロ、アマを問わず原作を募集し、2020年に3作品のテレビアニメの放送を目指す。DeNAが主幹事となり、創通が権利運用、文化放送がメディア展開を担当する。

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 第1弾は、SF・ロボットアニメをテーマに18年2月1日~4月15日に原作を募集する。「マクロス」シリーズなどの河森正治監督が参加し、サテライトがアニメを制作する。第2弾のテーマは「異世界・ファンタジー」で、「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作。第3弾は「ゆるゆり」などの動画工房が制作し、テーマは今後、発表される。

 応募フォーマットは、小説、脚本、マンガ、イラスト、動画などで、入賞作品の書籍化、マンガ化、ゲーム化なども検討する。声優の豊永利行さん、小松未可子さん、三上枝織さんが出演する同プロジェクトのラジオ番組「エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部」が、文化放送で18年1月4日から放送される。

 20日、東京都内で行われた会見に登場したDeNAのIPプラットフォーム事業部長の安江亮太さんは「次世代を担うクリエーターと2020年代を代表するような作品を創出していきたい」と意気込みを語った。

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