注目映画紹介:「牙狼<GARO>神ノ牙‐KAMINOKIBA‐」栗山航演じる流牙が井上正大扮するジンガと再び激突!

映画「牙狼<GARO>神ノ牙‐KAMINOKIBA‐」のビジュアル (C)2017「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社
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映画「牙狼<GARO>神ノ牙‐KAMINOKIBA‐」のビジュアル (C)2017「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社

 特撮ドラマ「牙狼<GARO>」シリーズの劇場版最新作「牙狼〈GARO〉神ノ牙-KAMINOKIBA」(雨宮慶太監督)が6日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。2005年の特撮ドラマ第1作放送以降、映画やアニメ、マンガ、舞台などで人気を集めている「牙狼<GARO>」シリーズ。今作は、「牙狼<GARO>~闇を照らす者」、「牙狼<GARO>-GOLDSTORM- 翔」の続編で、黄金騎士ガロの称号を持つ道外流牙(どうがい・りゅうが)の新たな活躍を描く。

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 魔戒騎士の鎧が奪われる事件が発生し、流牙は真相究明の指令を受ける。事件には、流牙の仲間だった蛇崩猛竜(じゃくずれ・たける)と楠神哀空吏(くすがみ・あぐり)が関与しているという。倒したはずのジンガも姿を現し……というストーリー。

 流牙役の栗山航さん、猛竜役の池田純矢さん、哀空吏役の青木玄徳さん、ジンガ役の井上正大さんのほか、南里美希さん、桑江咲菜さん、泉谷しげるさんらが出演している。

 猛竜と哀空吏が久々に雄姿を見せ、魔戒法師リュメなどシリーズでおなじみのキャラクターが一堂に会し盛り上げてくれる。復活を遂げた宿敵ジンガとの再戦もあり、とにかく熱量が高い。迫真のアクションシーンが、ますますパワーアップしていて驚かされた。

 哀空吏と蛮美(ばんび)の恋模様や、流牙と莉杏(りあん)の関係性など、ファンなら気になるキャラクターたちの思いが交錯したドラマも楽しめる。独特の撮影法による映像は幻想的で、作品の世界観とマッチし、ストーリーに奥行きを感じさせてくれる。流牙シリーズの集大成にふさわしい完成度だ。(遠藤政樹/フリーライター)

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