ピーターラビット:ハリウッドで初の実写映画化 ジャケット羽織って直立

映画「ピーターラビット」の場面カット
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映画「ピーターラビット」の場面カット

 ビアトリクス・ポターさんのベストセラー絵本「ピーターラビット」がハリウッドで初めて実写で映画化されることが明らかになり、18日に場面写真と特報映像が公開された。場面写真には、青いジャケットを着たうさぎのピーターが緑の中に立つ姿が写し出されている。特報には、ピーターが湖水地方の草原を駆け巡る姿や、トレードマークとなる青いジャケットに袖を通す姿などが映し出されている。

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 原作はポターさんのシリーズ累計1億5000万部のベストセラー絵本。映画では、元気いっぱいでいたずら好きなウサギのピーターと、自然を愛する心優しい女性・ビア(ローズ・バーンさん)が暮らす家の隣に、大都会ロンドンから少し神経質そうな男性・トーマス・マグレガー(ドーナル・グリーソンさん)が引っ越してくる。

 両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に引かれていき、ピーターとマグレガーはライバル関係になる。ピーターはさまざまないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするが、マグレガーも大人げない行動で反撃。そんな2人を温かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が起こる……というストーリー。

 ピーターやその仲間のうさぎたちはCG(コンピューターグラフィックス)で描かれる。「ANNIE/アニー」(2014年)や「ステイ・フレンズ」(11年)などで知られるウィル・グラック監督がメガホンをとる。映画は5月公開。

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