河相我聞:息子・沙羅とドラマ初共演 親子で重要人物の青年期と現代を演じる

ドラマ「はぐれ署長の殺人急行3」に親子で出演する河相我聞さん(右)と沙羅さん (C)TBS
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ドラマ「はぐれ署長の殺人急行3」に親子で出演する河相我聞さん(右)と沙羅さん (C)TBS

 俳優の河相我聞さんが、TBSで22日に放送される月曜名作劇場「はぐれ署長の殺人急行3」で、息子の河相沙羅さんとドラマ初共演を果たすことが19日、分かった。ドラマで我聞さんは、事件の鍵を握る重要人物の下山浩介役で出演。下山は過去に凶悪事件を起こした元「少年A」で、沙羅さんは下山の青年期を演じる。

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 我聞さんは、沙羅さんとの共演について「撮影が始まるまでは何とも思わなかったのですが、いざ現場に入ると僕がドキドキしちゃって……。息子が撮影しているところを見たくなって、現場の後ろからこっそりのぞいていました(笑い)」と明かした。沙羅さんの演技については「どうでしょう。よく頑張ってたな、という感じですかね(笑い)」といい、「息子がこの先も役者を続けるかどうかは本人に任せていますが、役者に関しては僕は手を貸さない、と思っています」と思いを語った。

 沙羅さんは、父・我聞さんと同じ役を演じることについて「不安はありましたけど、父親の青年期役ができるのは僕しかいないと(笑い)」とコメント。クランクイン前には「父と喫茶店でどういう役なんだろうと話し合って。『僕はこういう感じでいる』と父から聞いたので、『僕もそういう感じで演じるよ』と会話をしました」と振り返り、「もし次に父と共演するなら、父を逮捕する役がやりたいです(笑い)」と語っていた。

 「はぐれ署長の殺人急行」は、恵俊彰さん主演の人気ドラマシリーズ。警察庁のエリートでありながら地方の警察署長としてあちこちに左遷されている鉄道オタクの北斗鉄太郎(恵さん)が、管内で起こった殺人事件を署長らしからぬ行動力と洞察力、そして趣味を生かした鉄道の知識でひもといていく。

 今回の「はぐれ署長の殺人急行3」は、北斗鉄太郎が伊豆修善寺署の署長に赴任。ある日、定年退職したばかりの元刑事・桜木慎一郎(山田明郷さん)が殺される事件が起こる。鉄太郎が事件現場に赴くと、桜木の部屋には人気のイラストレーター・カナエ(原千晶さん)が描いた「独鈷(とっこ)の湯」の絵はがきが残されていた……というストーリー。22日午後8時に放送。

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